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Dr. Jane Goodallの講演会。

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KLにやって来たDr. Jane Goodallのスピーチを拝聴する機会に恵まれて行って来ました。彼女は、世界的なチンパンジーの行動学の権威であって第一人者の研究者、国連の平和大使でもあり、御年82歳にして1年で300日以上、世界中に講演のために飛び回っています。シャキっとしたお姿と歩き方は若い人そのもの。頭脳明晰で今でも、素晴らしいスピーカーであることに高齢者という印象はまったく受けませんでした。

何よりもお話が面白く、感動あり、知識が深まり、彼女の魅力に引き込まれて2時間があっという間に経ってしまったのです。それほど素晴らしいトークでした。

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彼女はまず、ご自身の母親について述べられました。

1歳半のジェーンが、そのころから動物や虫などが好きであって、両手に抱えきれないほどの虫を部屋に持ち帰った時のこと。これは後程、博士が大きくなってから聞かされた話です。

博士の母親は、「ジェーン、これらの虫たちは外で幸せに暮らしているの。うちの中では窮屈で食べ物もなくて死んでしまうのよ。だから一緒に元の場所に返してあげましょう」とだけ言って、そのまま静かに一緒に虫を外に放ってあげたそうです。

普通の母親なら、虫だらけの娘を見て驚きの叫びを上げて幼児を怖がらせたと思えます。

またジェーンが4歳半の時に、ロンドンから郊外の農場に遊びに行ったときのこと。母親から、「めんどりの卵を集める係になってみる?」と動物好きのジェーンに話しかけたそうです。ワクワクして幼いジェーンは、颯爽とめんどりを見に行ったそうです。

近づくと逃げまどい、卵はそういう環境では産まないということに気づいた4歳半の彼女はそっと鶏小屋の隅にあった干し草の山の脇に隠れて何時間もそこで鶏を観察したそうです。そして、そこで気づいたのは、鶏は静かでやや暗い場所で卵を産むこと。その場面を目撃してとても感動した幼少時のジェーン博士でした。

すっかりと周りが暗くなって、干し草まみれで農家に戻ったジェーンを、気が狂うほど心配して探していた母親は、ジェーンを叱ることもせずに興奮と大発見で目を輝かせた幼児を座らせて、その話を聞いたそうです。

そして、母親は叱ることも、やっと娘が見つかって安堵感からヒステリックになって叫ぶわけでもなく、ただ一言、「そんなに動物が好きなら、お小遣いを貯めて古本屋で動物の本を買って勉強したらどう?」と勧めたらしいです。

そこからジェーンは毎月もらうお小遣いを貯めては、大好きなアフリカ系の動物の本を買ってはむさぼるように読んでいくようになりました。

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時は第二次世界大戦終了直後で、財政難であって大学に行けることもなく、そのまま秘書として働き始めた若きジェーン。彼女の夢は、「アフリカに行って、動物を研究すること」でした。ところが、誰にもその夢は理解されることもなく、バカにされたり、反対に止められるだけだったそうです。

唯一、母親が、「きっとそういう機会も来るときがあるかもしれないから、勉強だけは続けなさい。忍耐強く継続しているうちに道は必ず開けるものよ。努力だけは常に忘れずに!」とアドバイスしてくれたそうです。

そして時はめぐって23歳の時にすでにアフリカにいた友だちにアフリカへの招待を受けて行く決心をしたジェーンは、秘書の仕事を辞めて、ウェイトレスとして朝から晩まで働いて旅費を貯めたそうです。そして、やっと船でアフリカへ。

到着してからは、いろいろと縁が繋がって、原子人類学者でもあって考古学者のルイス・リーキー博士と出会い、彼女のアフリカ動物への造詣の深さ、博識さに舌を巻いた博士はジェーンをアシスタントとして雇いました。

やがて彼女はタンザニアのゴンビ川国立公園で、チンパンジーの行動学について研究することになります。そのスポンサーをルイス・リーキー博士が探すことになりましたが、博士号はおろか、大学にも行かなかったジェーンの研究には誰もスポンサーになるものがおらず、最終的にアメリカの投資家が彼女の研究に6か月間の期限付きでスポンサーになることを約束したのでした。

彼女の研究を応援するべく、イギリスからジェーンの賢母がタンザニアへ訪れ、毎日の生活の中で彼女を常に励まし続けます。チンパンジーが道具を使ってアリを集めることや、動物の肉を食べることもあること、言葉を使って意思の伝達を仲間同士ですることなどを実際に観察して発見するわけですが、当初の彼女はそういう発見をしても、それが「大きな発見」だとは彼女自身、思っていなかったようです。

母親の娘の業績を冷静に観察する眼と、その言葉によって、自分の発見の偉大さを知らされた若きジェーンは、ルイス・リーキー博士との連名で研究報告をして、一躍、チンパンジー行動学の第一人者としての地位を築き上げたのでした。

そして、そのリーキー博士の尽力によって、ジェーンはなんとケンブリッジ大学の博士課程へと進むことになったのです。その時のリーキー博士の言葉は、「私は一生、生き続けるわけではない。君はいつの日か、自分で研究費用のスポンサーを見つける必要がある。そのためにも博士号を今、取りなさい。そうすれば、自分でスポンサーを見るけることができるようになるだろうから」というものでした。

彼女はケンブリッジ大学が始まって以来、8番目の大学の学士を持たない博士になりました。その博士号は動物行動学です。彼女の研究スタイルは、その当時、物議を醸し出すこともあったそうですが、彼女がグダール博士と呼ばれるようになるころには、名物共にチンパンジーの行動学において、世界の権威者となったのです。

そして大好きなジャングルでチンパンジーとの共生を諦めて、スピーカーとして全世界を駆け巡ることになったのは、その愛するチンパンジーたちが開発やお金目当てで殺されたり、捕獲されたり、住む場所を奪われたことに発端しました。

理想のジャングルをキープするためには、その周辺に住む住民たちが仕事を得、満足な収入があれば、チンパンジーの住むジャングルを奪うこともなく、金銭目当てでチンパンジーを殺したり捕獲することもないと判断したジェーン・グダール博士は、その啓蒙と寄付金を募るために財団を設立して、ゴンビ川国立公園周辺の原住民の教育と職業訓練のために奔走し始めたのです。

そして、チンパンジーと原住民たちが共存出来る仕組みを作っていったのでした。今でも博士はチンパンジーのため、国連平和大使として、そして様々な人たちを啓蒙するために講演して世界を飛び回っているのです。

彼女の今回の講演の題目は、”Finding Life's Passion(人生におけるパッションを発見する)”というものでした。

彼女の締めくくりの言葉は、「機会を逃さない(Take advantages of opportunities!)」と「あきらめない(Never give up!)」でした。

まさしく、その通りだと思います。そのためには、彼女の賢母が言ったように「常に努力して準備すること」でしょう。

小さな子供たちから私たちの世代(母親世代)、そしてその上のシルバーエイジの人たちにも、どの世代の人たちにも感銘を与える講演でした。

参加できたことに感謝☆

そして参加者には、日本人が方法を編み出した、この波動たっぷりのミネラルウォーターが配られました。また、博士のチンパンジーやその周辺の住民たちへの保護や教育+訓練のために寄付したので、こんなオサルさんのぬいぐるみをもらいました。

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これを見るたびに、人生の励ましとなると思います。私もまだまだやりたいことが山ほどあります!何もせずに文句が多い私ですが、これを機会にもっともっと自分の可能性を広げていきたいなと思いました☆


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No title

この人!!
うちでお世話になってる獣医さんが、去年だったかな・・・バケーションで会いに行ったんだよ。
チンパンジーとの写真もすごくかわいくて(チンパンジーが)。
今年はその獣医さん、タイガーに会いに行ったみたい。

No title

彼女は本当に聡明で、慈愛深く、魂のレベルが高い人だと前から尊敬しているよ。彼女のスピーチを聞けるなんてすごくラッキー!
きっと今のミヌゥちゃんに必要で、そしてご褒美でもあったんだろうね。

Re: No title

reeちゃんのところの獣医さん、行動派なんだね!
素敵☆
ジェーン博士は若いころは、本当にモデルのようにきれいだったの。
今も気品あふれて美しいと思う。
虎に会いに... マレー虎も絶滅種だから、こちらに会いに来て^m^なんて。

Re: No title

かおりちゃん、彼女の話し方、物腰、表現の仕方、すべてが素敵だった!
行動派、頑張り屋、美しく、気品に満ちていて、頭脳明晰。
本当にラッキーなことだったと思う☆
こういうお話を聴いて、私もまだまだ若くて頑張れるんだと思ったよ!^^
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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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