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第5日目: PamplonaからPuenta La Reinaまでvol.1

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夕方になると、wifiが途端に超スローになり、ネット環境が悪くなる。まるで一昔前のフランスのネット環境のようだ。毎日、こんなふうなので、何もはかどらない。まあ、これもこうなんだと割り切ってしまえばOKで、イライラせずに済む。今日は、ほんの4km先のEstella(エステージャ)まで来て、投宿先のB&Bにリュックを置いて観光に出かけ、2時過ぎに戻って来たら、もう今日はゆっくりと。ツインルームをひとりで。こちらは日本と違って、一部屋で払う。シャワーと
トイレは共同だけれど、とてもきれいで清潔。昨日のアルベルゲとは大違い!

実は雨の中、2日歩いて夜、出かけた際に寒かったら、途端に風邪を引いた。アルベルゲ(巡礼宿)でかなり気を使い、同室の若いスペイン人男性グループが夜中にうるさかったり、おじさんたちのイビキが絶え間なく続いたり、12人にトイレがひとつだったり、いろいろと書き出したらキリがない。具合も悪くなる。笑

今朝は、同室のアメリカ人男性のでっかい目覚まし時計音に起こされて、普通だったら、みな静かにヘッドランプを点けて気を遣いながら部屋の外で荷造りをするのが暗黙の了解なのに、断りもなく部屋の電気をつける自己チューぶりに朝から驚く。彼とあんまり英語の上手ではないドイツ人おばさんのペアでカミーノを歩いている。カミーノの即席連れ合いというヤツだ。このアメリカ人おじさんのイビキはすごかったなぁ…

という訳で、私は心身ともに疲れている7日目。言葉が理解できると、知りたくもないことも同室のよしみで聞こえてしまう。そういうものを吸収したり、グループごとの軋轢にただただ、すごいなと思う。カミーノでも、ムラが出来る時があるのだと改めて感じた。今、たぶん一番、心身ともに厳しい時期なのかも。これを過ぎたら、笑ってやり過ごせるのかもね〜!今晩はひとりで気兼ねなく☆


さてさて、1日長くパンプローナにいたので、気の合う仲間たちとはお別れになってしまったので、ひとりで歩いている。ひとりと言っても、前後に巡礼者が歩いているので、今のところ安心!ひとりのいいところは、自分のペースで好きなように歩けること。写真を撮れること。


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まずは、ペルドン峠目指して登る。リュックは先送りしているのでラクちん〜!こんな風に時折、休んだり。ここにベルギー人の若い男性のお墓があった。カミーノでは、巡礼者のお墓を見かけることがある。巡礼の旅は、確かに心身ともにかなりの負荷がかかるから、最初はゆっくりと無理をしない事と、あった。それを守ってます。20日までは、様子見でゆっくりと進み、それからはガイドブック通りに進めたらすすむというスタンスで。やはり、完全踏破したいから。

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ほとんどのスペインの教会は閉まっていることが多いけれど、ここは運良く開いていた。

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ペルドン峠のある山のてっぺんには、たくさんの風力発電のタービンが。

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そして、あまりにも有名な巡礼者のモニュメント。

ここからは、砂利道ゴロゴロの足元が危ない下り道。

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その石ころを積み上げて、山のようなところに、こんな巡礼者の石発見!ブエンカミーノ!って書いてある。直訳すれば、良い巡礼を!と言った感じなのかな? みんな、そんなふうに声かけします。


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小さな村を通り抜けて、教会堂が開いていれば、中を見学しながら、クレデンシャル(巡礼手帳)にスタンプを押してもらったり。

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昔ながらの水飲み場で、水を汲んだり。

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アルベルゲが開くのを待ったり。

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ナヴァラ地方で初めて見かけたブドウ畑。


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途中から、ウナーテに向う。3kmぐらい余計に歩くので、多くの人たちはそのまま、本道を進んだ。

途中、バルを見つけたので、ランチタイム。寂れたバルで、苦手なジャガイモ入りのオムレツを。トルティージャと呼ぶらしいが、苦手意識を克服しようと注文してみたら、ボソボソで味がなくてちょっと、、、(ただし、翌日食べたのは実に美味しかったよ!) アンチョビーとオリーブは美味しかった。普段は飲まないコーラを毎日カミーノが始まったら、飲み始めた。スペインのコーラは、そんなに甘くなくて、喉を潤すのにちょうどいい感じ。

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ランチ終了〜♪

ウナーテ行きは、しばしひとり。ちょっと心細い。こうやって、モホンと呼ばれる道標を見かけると、嬉しくなる。途中から、後ろから来たアイルランド人女性2人組と一緒に歩く。

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途中、ブドウ畑を右手に見かけたり、


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パプリカ、いや、チリの畑を通り越した。

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無事にウナーテの聖母マリア教会に到着!スタンプももらいました。

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祭壇に何かいるのが分かる!?

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祭壇の上には、お花のブーケ。

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幼子イエスを抱く優しげなマリア様の像。

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で、薄暗い祭壇の足元のストゥールの上には、面白い黒白模様のメスのネコちゃんが鎮座していて、物怖じせず。触ってみたら、ゴロゴロ言うではありませんか!

そして、私の顔を見て、短くニャアと鳴いて、挨拶してくれました。すご〜い思い出に!!!

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外の柱。

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こんな形の小さな教会堂。ただし、マジック力をたくさん出しているパワースポット。この場所、かなりのオーラがありました。平和でよく守られた場所です。素晴らしいー!

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今度は裏道を抜けて、オバノスを目指します。まだまだ、目的地には遠いかも。

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ジャンル : 海外情報

第4日目: パンプローナで。vol.1

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パンプローナには2泊した。すこし、筋肉痛を和らげるためと観光で。といっても、街中を歩き回ったことと、教会と大聖堂を3ヶ所廻っただけでした。それに新たに小さめのバックパックを購入で、今日は重いリュックを次の場所までおくります。5ユーロですが、あの痛みには耐えられないので、27km歩く今日は送ることにしました。でも昨日、少し荷物を捨ててみたけれど、きっとそんなに変わらないかと。

パンプローナの2日目は、ひとりで教会や大聖堂を見学したり、街の中をブラブラ観光した。

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パンプローナは、牛に後ろから追われるレースをするところで世界中で有名な街。

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街中にその闘牛(牛追われレース)のシンボルを目にする。レースに参加する人たちは白いコスチュームに身を固め、赤いスカーフかサッシュを結ぶらしい。

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こんなふうに。

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1日目に着いた後は、お決まりのシャワーと洗濯。その後、アメリカ人のリズと一緒に夕食を食べにアルベルゲで聞いた通りまで、タパスを食べに行くことにした。この通りで日曜日だけれど、でも何軒ものバルが開いていて、タパスがズラリと並んでいた。

まずは、この地方の美味しいものを売る店へ。

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買ったのは、ロンジェスバージェスで作っているチョコレート2種類とアーモンドプラリネ。歩いていると、甘いものがたべたくなるのですね〜!

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この通りでは、ハモンセラーノの生ハムが有名だから、食べた方がよいとのこと。こんなふうにぶら下がっていて、美味しそう〜!

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この店に入る前にアメリカ人のアンとアントン、イタリア人のアントニオと会ったので、5人で入った。


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みんな思い思いのタパスを取る。何食べても、ここの店は最高に美味しかった!

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3軒ハシゴしましたよ。私はソーダやジュースを。お子ちゃまスタイル。

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お店ごとにいろんなタパス、そして外のテーブルで寛ぐ(?)ワンコちゃん達に出会って、有頂天。

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最後に広場に出て、みんなで家族やペットの写真をお互いに見せびらかせて、後はおしゃべりタイム。アイスクリームを食べて、最高に楽しい時間を過ごした。

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カミーノの出会いは一期一会。最初のアメリカ人との友達と、また会うこともあるのだろうか?私はパンプローナに2泊した間に、みんな先に行ってしまった。

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翌日、ショーウィンドウで見た、ペコちゃんのような、サザエさんのようなキャラクター。

昨日のプエンタ・ラ・レイナのアルベルゲ(巡礼宿)では、wifiが使えなかった。昨日会ったアメリカ人の親子と今日は同じ宿。そして、足を痛めていた韓国人の若い女の子とも再会して同じ宿。笑 また新しい人たちとの出会い。

テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

第3日目: ZubiriからPamplonaまで

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9人部屋で、そのうち男性が6人という初めてのアルベルゲ(巡礼宿)体験は便秘になった。笑 シャワーもトイレも一緒の部屋にあって落ち着かない。2段ベットが3つ、そしてシングルベットが3つで私は2段ベットの下を割り当てられた。や同部屋の何人かと近くに夕食に行って、みな早々と10時前には就寝。何回か目を覚ます。耳栓をしているので、何回かイビキが聞こえたけれど、眠れた。ただし、5時には教会の鐘の音で叩き起こされた!すぐ近くに教会があった。

8時に朝食を食べて、みんなそれぞれ、出発。私はゆっくりと支度して階下に降りたら、同室のリズが待っていてくれた。アメリカ人のリズとは、Zubiriに着く最後の坂で出会って、偶然にも同じアルベルゲ、それも同室、隣同士の2段ベットの下だったのでお隣りのよしみというやつだ。

彼女はなんと去年、この「フランス人の道」の巡礼初日にピレネーの山越えの下りで転んで両足の足首を怪我して、パンプローナまで救急車で搬送された。そこの病院で足首の複雑骨折と判断され、アメリカへ緊急帰国して、カーボン合金の板とネジ9本で繋ぐ手術を受けたらしい。その時にウォーキングステッキを2本持っていたけれど、役に立たなかったので、今年は持ってこなかったと言っていた。だけれど、やはり下り坂はやはり必要なので、私のを1本貸した。

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途中、やはり初日から仲良くなったアメリカ人のアン、アントン、イタリア人のアントニオの3人と前後しつつ進む。

基本的にカミーノでは英語が共通語だ。でも、もちろん母国語でも話す。

毎日、土地の人とは、スペイン語がナーダな私はゼスチュアと片言のかなり限定されたスペイン語と英語を混ぜてコミュニケートする。歩いていると、この3日で2人のスペイン人男性にビズゥ(頬を合わせて、チュっと口で音を立てる挨拶)された。驚いたけれど、オープンなアメリカ人の女の子は、挨拶して来たおじさんにビズゥした後に唇にもキス!!!目が点になった私にニコっと微笑んで歩いて行った。

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前日、ミネラルウォーターを買えなかったので、水飲み場でボトルに水を詰めて一休み。ここで昨日会ったジェイリーとニックの親子に出会った。

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水汲み場の脇の家。ステキ!みんなここで、記念撮影してた。

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途中、巡礼中に恋に落ちて結婚したカップルが、この朽ち果てた教会を購入して改築工事を進めていた。ここでもクレデンシャルにスタンプをもらい、寄付をした。中は、再現されたら、素晴らしいと信じる。天井が美しかった。なんと地下にクリプト(地下墓地)があって、整備が終了次第、近くの大学と一緒に発掘作業に入るとのこと。壮大なプランに拍手!

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昨日はこんな小川が何ヶ所かあって、小さな石橋もあり、どちらからでも渡れるようになっていた。

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カミーノを歩いていたら、あるお宅の庭に巡礼者に見えるように、こんな昔の巡礼者の石像とサンジャック(聖ヤコブのシンボルの帆立貝)と杖とひょうたんの水筒(巡礼者のシンボル)を見かけた。

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壁のグラフティーにも、サンティアゴまでを指す黄色の矢印発見!これを見ると、心強い。

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途中、ずっと川のそばのカミーノを行った。

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この近辺の村々は、川のそばにあるところが多い。村には、橋を渡って入る。

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待ちに待ったバルに到着。巡礼者でごった返し。日本人のTさんとAさんのご夫婦にまた会って、しばし談笑。私はリズとデイブとドイツ人女性と一緒に座った。ここでクレデンシャルにスタンプをもらい、朝からお腹が空いている私は、おやつタイム。

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野菜不足を補うため、ほうれん草のトルティージャ(オムレツ)と、ネクタリン、フレッシュオレンジジュースをガッツリと。オムレツ最高〜!


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猫もいた。こちらはママ。1匹のミーシャぐらいの月齢の子猫がいた。まだおっぱいを飲んでいた。ミーシャ、どうしているかな?

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羊の群れのすぐ側を通り抜け、通り雨にあうこと数回。

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小さな集落を超えて進む。今日もだんだんと左肩が痛む。案外と多くの巡礼者が小さなバックパックだけ。大きなリュックは泊まるアルベルゲに搬送してもらうのだ。同じアルベルゲに泊まった大学生ぐらいの2人の韓国人女性たちも、昨日のリュックすがたと違い、身軽だった。私もじかいはリュックを先送りしようと思う。

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秋を感じさせる自然。

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ここら辺はまだフランスのようねと語り合いながら、歩く。

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古いチャペルとそのすぐそばの農家。

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黒い子豚や、にわとり、ガチョウに七面鳥。普通の七面鳥と真っ白のやつがいた。白いのは初めて見た!

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歩いて行くと、山道で若い韓国人女性が足を痛そうに引きずって歩いていた。リズと助けようと声をかけたけれど、大丈夫だと言う。でも、とても痛々しい。心残りながら、そのまま立ち去った。荷物だけ持ってあげたいけれど、私たちも自分のリュックを背負っている。

そして、上のような街が見えた!パンプローナ?と思っていたら、前を進むスペイン人男性に違うよ、と言われてガッカリ。この頃には、左肩に激痛で歩くのも苦痛になっていた。聞けば、あと1時間ちょっとらしい。5kmちょっと。

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Arreと呼ばれる大きな街にまた石橋を渡って入った。しばし、石橋にリュックを預けて休む。もう左肩は悲鳴を上げていた。

気を取り直して橋を渡った先にアルベルゲのマークのAとその脇に巡礼シンボルの杖とひょうたんのリリーフを発見して嬉しくなる。こんな些細なことで嬉しくなるのだ。

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その下に小さなチャペルがあった。そこでスタンプを押して中に入る。

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小さいけれど、美しい祭壇があった。

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大きな街の中を進み、パンプローナ4kmの標識を見たら、涙が出そうになった。

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また雨が降って来た。

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貝殻の壁が目を引いた家。

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12世紀に造られた石橋を渡ったら、もうパンプローナ。最後の力を振り絞る。

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渡った先にカミーノの道標が。

ここでアルベルゲを探すリズとお別れ。私は2泊、この街でするのでホステルを予約していた。地図を調べると、ちょっと遠い。内心、ため息をつきながらホステルのある通りを見つけ始めた。地図は、大まかな通りしか表記してないので、分からなくなって何度か土地の人たちに尋ねた。

通りが分かっても、肝心のホステルが見つからず、その通りの上まで歩いてしまった。また空腹、喉が渇き、肩の痛みにヘトヘトになり、心の中で何回も神様に祈る。空腹と喉の渇きは、日曜日だけれど開いていたベーカリーで菓子パンと水を買って解決。よく考えて、通りを下ってみた。

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秋を感じるね。

心細くなった頃に、その通りがまた3つに分かれた先にやっとホステルを見つけた!ヤッタァ〜!!!

ドアを開けたらホステルの受付の女性が「あなたのアメリカ人の友達が待ってますよ」と言うので、???と思っていたら、上からリズの声がした!笑 パンプローナの入り口で分かれた彼女の方が先にチェックインしていたのだ。

第2日目: BurgueteからZubiriまで



朝起きたら、大雨。8時に朝食を食べて、レインコートとパンツを履いて出発。最初はシアトルから来たジェイリーとニックの親子と一緒におしゃべりしながら次の村まで進んだ。

昨日会ったアンとアントンとも再開して、しばし一緒に歩いた。そして日本人のカップルに会い、しばし談笑しながら進んだ。




だんだんと雨足がひどくなった。そんな中、昨日、脱水症で意識を失った若い女性と一緒になり、彼女を助けた親切な男性の話を聞いた。本当に大変だったようで、助けてくれた男性の素晴らしさを語っていた。
彼女と別れて、2番目の村に入る前に背の高いアメリカ人男性と一緒にしばし歩いたら!彼はきのう、脱水症の女性を助けて夜の10時まで奮闘したそうだ。その理由で、アルベルゲ(巡礼宿)が一杯になって、次の場所まで車で移動した先の宿でイビキ攻撃に遭い、眠れなかったという話だった。

面白い!被害者と救助者が私の前に現れて、頼みもしないのに、それぞれの話を語ってくれたのだから。こんな偶然があるのだろうか?


救助者との会話の後にバルが現れたので、
またフレッシュオレンジジュースを注文。そしてトイレ休憩。

雨の中、また歩く。強い雨に変わり、朝から遠くで鳴っていた雷鳴が近くなり、どうやら近くで落ちた感じの音がした。


昨日は強風の洗礼、今日は雨と雷鳴の洗礼を受けて、その度に、なぜこんな苦しいことをしているんだろうと思う。でも、今日の分を終わりにするのには一歩でも前に進まないといけない。ひたすら、一歩前に進むことをすれば、どんな困難なシチュエーションでも乗り切れるということを学んでいる。

それに周りに自分と一緒に進む仲間がいるのは、素晴らしいこと。彼らがいるからこそ、頑張れるのだ。



途中、小さな集落を通った。




紫陽花も咲いている。



きれいな菜園も。




荷物が重いせいで、左肩がひどい筋肉痛。でも後から聞いたら、私ばかりではなく、ちょとホっとした。みんな今晩はイブプロフィンを摂るそうだ。あちらこちらが痛む時期。





この花は、直接、地面から咲いていた。




こういうお店が出ていて、バナナを購入。1ユーロと高いけれど、食べたらすぐに元気になれる。

無事にZubiriに着いて、プライベートのアルベルゲに宿を決めた。9人部屋で、6名が男性。小太りのおじさんが2人。イビキで眠れないかも。同室のみんなでご飯に行って、今はリビングエリアでおしゃべり。明日はどんな1日になるのかな?やはり3ヶ国語を喋れると、楽しい〜!!!

第1日目: サンジャンPDPからBurguete

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朝7時前に出発。今日は天気がいいらしい。それも昨日も明日も雨なのに、奇跡的に晴れた日にピレネーの山越えをした。標高差が1250mで今日の歩行距離は28km。荷物は夫が今日のホテルまで車で持って行ってくれた。なので、バックパックで出発〜!


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ひたすら登る。最初は登り道でもデジイチとiphoneで写真を撮りまくった。とにかくたくさんの人が歩っているので、最初は英語やフランス語で挨拶したり、話したりして、巡礼の合言葉のブエン・カミーノが出て来ない。

やっと夜明け。この時で8時半近かったと思う。アイルランド、アメリカ、韓国、フランス、スペインの人たちと話したけれど、今日は日本人には会わなかった。

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途中、オリソンのアルベルゲでサラミ入りのサンドウィッチと搾りたてのオレンジジュースを飲みながら、アイルランド人の女の子2人とアメリカ人女性としばしトーク。ここで会ったアイルランド人の女の子とは、後からまた一緒になって、ロンセスバージェスの麓まで一緒に降りた。

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豚も馬もあらゆる種類の羊や牛もたくさ〜ん!!!豚2匹が車道を横切って、牧草地をウロウロ。

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顔が黒いのも。フランス語だとbrebis。美味しいチーズが出来るよ。

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とにかく天気が良く、前半は案外と快調!

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超えても超えても、山が続く。終わりのない山越え。霧が降りて来たり、途中から、強風に!それも向かい風で、飛ばされそうに何度もなった。息がつけないぐらいで、登り坂が延々と続き、苦しい。風さえなければ、と何度も思う。こんな苦しいことを、お金払ってするなんて、みんなよほどのマゾだなと思う。笑

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ここから、舗装されてない道を行く。

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天に近い気がした。

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ここも超大変な登り道だった。少しずつ、ゆっくりと。

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フランスとスペインの国境。


すごい風〜!

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ここの水飲み場は、きっと天然水。ずっと、流れ続けていた。それも、すご〜く冷たい!疲れた体に染み渡った。

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スペインのナヴァラ地方に入った!ここはまだバスク地方。つまり、フランスのバスク地方と似たバスク語をしゃべる。国は違えど、同じ民族、同じ文化。

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ここが、この行程で一番高い場所。1420m。放牧されている馬が3頭いた。ラッキー!

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そのうちの1頭を近距離でパチリ。みんな馬は大きなベルを付けていた。

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よかった。ここから、下り坂。ところが、私は分岐点で、回り道ではなく、急斜面で雨降りだったら絶対危険な急斜面の下り坂を選んでしまった。一緒に抜かれ抜きつつ同じ速さで進んでいたフラン人のおじさま3名には、『救急病院行きだよ、そっちは!』と言われたけれど、距離が短い。実に大きなリュックを背負っていたら、膝に悪そうな場所だった。とにかく驚くほどの急斜面。後で見たら、巡礼オフィスで、お勧めしないルートとあった!

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ドイツ人のおじいさん(63歳!)とアイルランド人の女の子と一緒の下り。最後は森の中。

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ロンセスバージェスに到着。ここのアルベルゲで巡礼スタンプをもらって、アイルランドの女の子にお別れした。彼女は9日間の区間旅を続けて、『フラン人の道』を歩き通すらしい。

3km先のBurgueteまで。木々の小道を行く。鬱蒼とした森に入った。暗い。確か、ここは魔女の森。歩いていたら、急に膝裏から何かが触った気がした。その途端、全身に鳥肌が立って、身体中の産毛まで立った。頭の毛まで。こういう時の場合のある言葉を唱えると、やっと気が静まった。でも、私もきっと中世では魔女の嫌疑をかけられた口だったと思う。

悲しい気を感じて、疲れているのに走り抜けた!笑

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森に入った時のモホン。サンティアゴまでの道のりを示している。

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森の終わりには、巡礼者や旅人をこの森で守る為の十字架が立っていた。ここに立っていた掲示板に寄ると、北スペインは、その昔、賢い女性の集まりがあって、それが魔女狩りに高じたらしい。Burgueteの村の広場では9名が魔女の嫌疑で火あぶりの刑に処せられたとあった。

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村の入り口。

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あのヘミングウェイが滞在した宿。

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とてもチャーミングな村。ここのホテルで1泊。夕飯もここ。夕方、シエスタが終了後にスーパーで買い物。水とフルーツを買った。今朝はゆっくりと。雨降り〜。でもピレネー超えでなくてよかった。今日は、Zuburiの村まで?20kmありません。

昨日はロンセスバージェスまで7時間。Burguete まで20分!笑 途中、走ったから。

今朝は腿の裏、ハムストリングが筋肉痛。体もダル重。でも、ほてるで朝ごはんを食べたら歩くよ。こうやって、たくさん書けるのは、アルベルゲ滞在中はないね、きっと。

サンジャン・ピエ・ド・ポー

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今日、3個目の記事。時間があったら、↓の記事2件もご覧くださいね~☆ 4時間ちょっとのドライブでバスク地方のサンジャン・ピエ・ド・ポーに到着した。駐車場を見つけるのも一苦労。やっと遠くにパーキングを見つけ、いろいろと散策することにした。

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まずはシタデルから。ここは今は、学校になっているらしい。

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古い町並みは歩いていても楽しい。

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バスク地方の古典的なマカロンを売る店を発見。

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中もかわいい~!

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いろんなフレーバーがある。

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こんなキュートな看板と郵便箱。

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そして巡礼のシンボルのホタテ、木の杖、そして水筒として使っていたひょうたん。

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何気ないドアも温かい感じ。

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またまた巡礼のシンボルが。

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この澄み切った川の中には、ニジマスが泳いでいた。

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この地方特有のソーセージを作る肉屋さんのような、お土産物を売るお店。

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教会の中で。

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明日から、ここを目指してひたすら進む。

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もちろん巡礼手帳ももらったし。

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昔はこんな格好で、巡礼の旅に出たんだね。

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バスク地方のやはり伝統工芸品。

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ワンコちゃんがあまりにも可愛いので、許可をもらってパチリ。

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さて、明日はここからスタート☆ おやすみなさい。

テーマ : フランスの生活
ジャンル : 海外情報

甘いも辛いも☆

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毎日がゆっくりと過ぎるのだけれど、でも早い。あっと言う間に旅たちの朝。今日は2つの記事を掲載するので、後でゆっくりと読んでください、時間のある時にでも。(↓の記事が一つ、これが2つ目) もうすでに準備は整って、今朝はサンジャン・ピエ・ド・ポーまで4時間半ぐらいのドライブになる。最終的にリュックの重さは10.2kg。これにウエストポーチとデジイチ(私のは本格的なものなので、かなり重い)が加わるから、総重量はきっと12kg。

デジイチじゃなくて、iphoneで間に合わせようと思っているが、夫が後悔しないためにも、絶対デジイチは持って行けと言う。でも広角レンズしか付けて行かないから、どうなんだろ?そして重いのが、もう1足のトレッキングシューズ。トレッキングブーツが、まだなんとなく慣れていないので、雨の日と山道用と、平坦な道用に分けようと思っている。ただ500gちょっとの重さがあるので、これまたどうよ!?


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他のものは、だんだんと減って行って最後には軽くなるはず。笑 サプリ類はなんと520g!最後にBCAA(アミノ酸とか、そちら系)をフランスに来てから買ったので、それがとても重いの!このBCAAは、体に溜まった乳酸を減らして筋肉痛を避ける働きもあるらしいので最初は一番必要なものだと思う。だって、フランスでのトレーニングは最後は腿の筋肉痛がひどくて足が持ち上がらなかったから、かなり。あれを経験したので、1日の疲れはその日に取らないと、体が言うことを聞いてくれないと考える。アミノ酸はある巡礼者が「助かるもの」として掲げていた。

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おやつ類も案外とたくさん。日本から「持っていってね」と渡された小分けの柿の種とか、おせんべい、抹茶味のキットカットなど。これにゴジベリー(クコの実)やアーモンド、ドライフルーツ系。案外と洗濯石鹸も重たい。化粧品も必需品だし。すご~く乾燥しているので、目の下が心配なほど。笑 小分けしてあるけれど、少しずつでも重くなる。毎日、すっぴんで歩くらしいけれど、やはり日焼け止めクリームだけはたくさん塗ろうと、顔用のものを3本も持って来た!

誰かが、荷物の重さは自分のカルマ分と書いてくださったけれど、うふふ、そうかも。だけれど、だんだんと減っていくのだから、うれしいこと。最初の一番大変なピレネー越えは、大きなリュックなしなので、みんなよりも楽なのだから、それにも感謝。バックパックにレインギア、ダウンジャケット、食料品と薬や傷などの手当キットだけ。地図とガイドブックもね。


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今日は、サンジャン・ピエ・ド・ポーに到着後、クレデンシャル(巡礼手帳)をもらいに行って、街中を探索。明日は早朝出発なので、朝食とランチ分ぐらいの食糧を用意する予定。ホテルはサンジャンの街中では3人で泊まれるところがなかった(満室で)ので、そこから7.5kmの山の中にホテルを予約。明日の朝は、夫が6時ごろ、サンジャンまで見送ってくれて、そこから歩き始める。フィステーラまで900kmの徒歩巡礼。

だけれど、まだ自分の中でどんな旅行(巡礼旅)にするのかお題目を決めていない。そんな時間が今までなかったのだ。フランスに来てからは、常に誰かに囲まれているか、疲れて眠っているか。笑 きっと歩きながら、考えるのだろう。


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明日は、28km先のスペインのブルゲッテ(Bourgette)まで歩く。他の人たちよりも距離が長い。最後の3kmは16世紀の魔女の森を通るらしいから、ちょっと怖い。なんて、どうよ、今から怖いなんて。その当時は、Bougetteで魔女狩りがあったらしい。ピレネー越えよりも、そっちを心配している怖がりの私。独りで歩くんだもん、最初は。早く友達作りたい。

何が待っているんだろう?何を見つけるのだろう?何を捨て去るのだろう?そして、何を得るのだろう?まずは最初の1週間はあまり無理しないこと。これが大切らしい。1週間から10日で体が作られたら、後はもうランナーズ・ハイならず、ウォーカーズ・ハイのようだ。そういうわけで、金曜日から歩き始めて、すでに月曜日はパンプローナで休息日にするよ。笑 大きな街で一休み。観光しなくちゃ!そこから、サンティアゴ・デ・コンポステーラに着くまでは、やはり3日ぐらいの休息日を設けている。35日ぐらいかけて800km先のサンティアゴまで。サンティアゴで2日ぐらいゆっくりする予定。最後のミサにも参加して、巡礼証明書をいただくことになる。

その先のフィステーラとムシアまでは、5~7日を考えている。ゆっくりと歩く。ここからiphoneとipadで更新する予定なので、画像はグっと減る予定です。でも、生のスペイン横断巡礼の旅(カミーノ)をお届けできるといいな、と思います。

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天気の良い毎日☆

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今年のフランスは雨不足らしい。だから、キノコ狩りも頓挫して、夫と一緒にキノコ狩りを楽しみにしていたのに1度も出来なかった。その代り、トレーニングもかねてたくさん歩いたなぁ…

これ、何?って感じだけれど、フィロ生地にフレッシュな山羊チーズ(フレッシュなものは匂いがほとんどない)と野生のプラムを切ったものを詰めて、カソナード(粗目のキビ砂糖)をかけて焼いたもの。

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これまた美味しいデザートになりました!ミニトマトに見えるものが、野生のプラムたち。黄色のものはミラベルという甘い種類。よくタルトにするよ。

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ソーニュと呼ばれる2級河川があるのだけれど、ここら辺は小川でも水があった。

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そして、昔の洗濯場があるソーニュの支流にも水が。

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ところが、別の場所に行ったら… 昔の井戸の傍を歩き、

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さまざまな野花を見て、

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ポニーにも出会って。

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だけれど、こちらのソーニュ川は、水なし状態。かなり大きな川なんだけれど、川床には水がない。ず~っとそこを歩いてみた。川床は、平坦ではないということがよく分かったのが新しい発見。山みたいになっていたり、でこぼこだったり。かなり歩きにくいところもあった。

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途中、水たまりも。小さな魚が生き延びていた。雨が全然降らないもの。

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ここまで歩いて、陸に上がる。ここはよく義父が釣りをしていた場所。夫の目が優しく、義父が座っていた場所に歩いて行った。

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ここはまた別の場所。こうやってよく歩いたね。このあたりは、水路も川も多い。

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水路と川をまたぐ場所。犬のエダは怖がって渡れない~!笑 夫が最後は抱っこして渡ったよ。

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また一緒に歩き始めた。


そして、ある日の夕方は、夫のおばあちゃんや従弟や大叔父、大叔母の家々を訪問して、最後には叔母さんのうちでディナーに。家族や親せきはとても大切にする家柄。こうやって、あまり会えない埋め合わせをする。

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まずはおばあちゃんのうちの庭で、イチゴとブドウを失敬して。美味しかった!

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おばあちゃんのうちの池も、雨が降らないので水が少なくなっていた。

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そこから、今度は従弟の庭で、大きな野菜にビックリした。これはノワゼット(ヘーゼルナッツ)の味のするかぼちゃの一種で、スープにすると美味しいらしい。

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ハロウィーンにちょうどいいね、このかぼちゃ。従弟の息子のKは9歳になった。2歳のころの天使ぶりがまだ強烈に目に焼き付いている。今も、すご~く可愛くて、普通の9歳児よりも小さく天使のようなのは変わらない。この子と話すと、心が自分でも優しくなるのが分かるほど。不思議なパワーを持つの、この子は。

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そして、猫のコリーヌ。野良猫だったらしい。だけれど、かわいいね!

実は、どんなに美しいところでも、人生ドラマはさまざまで、いろいろなことが日常茶飯事で起こる。夫の姪っ子(14歳)のクラスの女の子(当時13歳)が妊娠を隠していて両親が分かったときには時すでに遅しで、生まれた子供の面倒は両親は仕事をしているので、おばあちゃんが面倒を見ているらしい。フランスは、恋愛が自由だから、子供の3分の1も、婚外で生まれる(内縁関係も含めて)。

小さな村々が点在するから、人のうわさも拡散度が高い。昨日は、イギリス人の友達の家が、2週間留守にしている間(イギリスとフランスを行き来しているので)、鎧戸を壊されて、窓ガラスを割って泥棒が侵入していたと聞いた。室内を物色した跡があったけれど、何も取らず出て行ったそうだ。実際、割れたガラスと鎧戸を見て、よくこじ開けたと思う。
おまわりさんと保険会社に連絡して、必要な手続きをしたと言っていた。

今、実は夫のおばあちゃんのひとりが入院中。義父の母親で、つい2週間前にわが子の葬儀を見届けた後に、倒れて入院した。何回がお見舞いに行っているけれど、どうなるのかは神様が知るのみ。87歳。

どんなところに住んでいても、人間模様は変わらない。それを不幸と見るか、あるいは不幸中の幸いと見るかは、その人次第。どんなことにも、いいことはあるのだ。13歳の母親から生まれてきた子はこの世に生を受けたのだから、幸いだ。泥棒が物色していったけれど、何も取らずに行ったのは、よかった!そして、おばあちゃんは、「もう辛いから、安らかになりたい」と言っていたので、よく頑張っていると思う。おばあちゃんを毎日見届けていた息子が亡くなってしまったので、おばあちゃんにしてみれば、その気持ちがあることは理解できる。

毎日、ここに来ても、いろいろな気づきがある。それをカミーノでどうやって昇華させるのか。それが課題かも。



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チャイニーズディナーとピーチタルト☆

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朝3時間のウォーキングの後、夫は隣のうちの庭で白桃を摘み、その間に私は大きなタルト皿にパート・フィユテ(パイ生地)を敷き込み、フロマージュブランのアパレイユ(生地)を作った。ただ混ぜるだけ。

フロマージュブラン・アパレイユ: フロマージュブラン 280g、卵黄2個と全卵1個、グラニュー糖 100g、コーンスターチ 15g、無農薬のレモンの皮(ゼスト)1個分


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白桃はたくさん!木からもぎたてを次々と夫が皮をむく。私がそれを半分に切って種を取って、くし切りにする。レモン汁をかけて変色を止めたものをずらりとフロマージュブランのアパレイユを注いだタルト型に並べて行く。いったい、どれぐらいの桃を使ったのか分からないほど、たくさん~!!!これにカソナード(粗目のキビ砂糖)を振りかけて焼く。

フランスのシャラント・マリチーム地方は、今、桃、ネクタリン、プラム類が旬の終わりで美味しい時期。ほぼ田舎の大きな庭のあるお宅には、様々な果物の木があって、実がたわわになっている。もちろん野生のものもあって、それならいくらでも摘みに行けばOK。


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最初に200℃のオーブンで40分焼いて、最後の30分は170℃に落として焼いた。これは思い付きで、この間、家族や親せきが集まったときに作ったのだけれど、おいしくて大好評だったので、またお土産として作ってみた。

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残りはランチのデザートとして。フレッシュな桃は、美味しいね。


午後は車で30分ぐらいの年上のイギリス人夫婦のお宅へ、ピーチタルトと一緒に遊びに行った。会うのは2年ぶりかな?隣町のジョンザックの市役所で6年前に知り合って以来の友達だ。

あっ!うちの改築も進んでいるねと思う。自分たちで古い大きな屋敷を買って、何年もかけて改築しているのだ。正面玄関も出来上がっていた。

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それに続く、書斎兼小さなリビング。

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しかし、私たちは古い納屋の前を通って、脇の勝手口から入る。

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ドアを開けるとすぐにキッチンで、暖かく豊かな気持ちに包まれる居心地の良いキッチンでしばし談笑。この正面の絵は、E(奥さん)の方が描いたもの。

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彼女はリタイアするまでは美容師だったらしいけれど、私は彼女はアーティストだと思う。習いたての絵は素晴らしいし、何より、どの部屋も居心地の良さと空間の美しさが、マリークレールとかフランスやイギリスなどのインテリア雑誌の切り抜きのようなのだ。

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これまで計算してか、無意識になのか、美しく、それなのにちゃんと生活感があって生き生きとした空間を生み出せるのは彼女の美のセンスが高いと踏んでいる。

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大きなリビングの方で。ワンコのハギーはピレネー犬のように大きくて賢いけれど、ポルトガルの山岳地帯の犬らしい。後から聞いた話では、ピレネー犬は相当大きくて、朝2匹ぐらいで羊の大群を犬2匹が山の牧草地に連れ出して1日中、羊飼いの役目を果たし、夕方になると今度は牧場まで羊の群れを連れ帰って来るらしい。それだけピレネー犬は賢いと、一昨日までピレネーの山の中で自動車レースに参加していたイギリス人男性2人組が語っていた。

不思議!あと2日で私はピレネーの山の中にいる。そこから戻って来たばかりの人たちに昨日、巡り合った。それも、彼らの一人の義弟が、カミーノ(巡礼)を2~3日前に終えたばかりで感動的な巡礼旅だったと聞いた。同じ道をまた私もあと3日で辿るのだ。

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リビングはね、大きなソファが2つと小さなラブシート、暖炉が2ヶ所、小さな肘掛け椅子が2つある大きなリビング。写真を撮ろうと思いながら、忘れてしまった!とてもステキなのに。何よりも、居心地がいい。Eのセンスがキラリ。

私はだんなさんのKと話しているうちに目がトロリ… 相当、時差ボケと毎日の特訓で疲れが溜まっている。笑 なので、今日から出発までは歩くのは終了。今日はかなり何もせず… Kに少しソファに横になって休みなさい、と言われたので素直に従った。その間、彼はハギーを散歩に連れ出した。


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私が眠っている間に、Eと夫がディナーの準備。「今日はチャイニーズよ!」というEの言葉に嬉しくなる~☆ だって毎日、フレンチ(田舎のママンの作るシンプルなものね)なので、違うものが恋しくなって来たのだ。

何が出来るのだろう~!?

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すっかりと秋のフランスは朝夕はかなり冷え込んで寒い… 眠気冷ましに外に出てみたら、古い庭にはいろいろな種類のリンゴの木、花梨の木、そして洋ナシの木があって、どれも実をたくさん付けていた。そして菜園にも、まだ野菜がたっぷり。

キッチンでおしゃべりしている間に、イギリス人男性2人組も戻って来た。2人でこの周辺の観光をして来たらしい。2ヶ所のピノーとコニャックの醸造所(シャトー)で試飲をしてお土産を買って、おまけに85歳のシャトーの持ち主にブドウもお土産にもらって来たらしい。

ひとりはイギリス人特有のユーモアに溢れた男性、もうひとりは大人しいけれど、観察力に溢れた男性のコンビで最高のレースチームだったのでしょうね!


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トイレもこんなふう。

ベッドルームはさすがに写真を撮らなかったけれど、どの部屋もため息が出るほど美しい。


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こんなコーナーも、なんとなく絵になっているのがすごいね~♪

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これはサラダになるのかな?

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出来上がり!ポテトも美味しかった。そして、デザートはEの作ったトライフル、ピーチタルトとチーズ各種。

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さて、みんなテーブルに。話は尽きることなしに、プラス、イギリス人男性2人組も一緒に夜遅くまで楽しんだ。どれもこれも、美味しいし。

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お土産のブドウとチーズで〆。

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デザートは、まずはトライフルを食べてからピーチタルト。入らないと思ったけれど、美味しいし私の作るものはどういうわけか重くないので、すんなりと。このタルト、やはり好評を博して、お代わり組が何人か。あれだけ食べたのに、こうやってお代わりしてくれる人たちがいるということは、それだけ美味しいということよね~!? 笑

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最後は、お互いの無事を祈ってお別れ。みんなに「巡礼の旅、頑張ってね!」と言われると、だんだんと大丈夫か?と思い始めた。何よりも、リュックの重さが心配。それとやはり足の豆や爪の心配。

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2回目のウォーキング

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昨日は、コーチ役の夫に「Jonzacの街まで歩いて戻って来るコースで行こう。それできちんと荷物を背負うこと」と言い渡されて、きちんと歩くトレイルコースまで選択してくれる熱の入れよう!笑 5時間半も歩いたことになる。1時間5~6km歩くとして、きっと27kmちょっとは歩いたことになる。休みは15分間と、足が痛くて座り込んで手当をした5分ぐらい。だから、かなり歩けたと思う。今朝は腰が重く痛い。昨日は荷物を背負って歩いてみた。8キロぐらいに減らして歩いたけれど、歩いているうちは全然OKだったのに、昨夜から腰痛というやつ。

朝は、足指にワセリンを塗って5本指ソックスを履いてから、今度はトレッキング用の厚手の靴下を。これが間違いの元だったのかもしれない… 豆は出来なかったけれど、爪が両足で4本ダメになってしまったみたいで、血が溜まりうっ血状態。途中、あと4km残すところでギブアップして、5本指ソックスを脱いでまたワセリンを塗って1枚だけのソックスにしたら痛さも軽減して歩けた。こうやって、実践で学んでいくのね~、と思う。今は腰が痛い。

昨日の練習で分かった事。いくらでも歩ける、足指が痛くなければ。笑 それも気持ちよく。ただし、顔がヒリヒリと痛い(日焼け止めを2回塗りなおしたし、帽子もかぶっていた)ので、今日は例のマスク的な覆いをするつもり。でもきっとすご~く怪しい人になって警察に通報されたらどうしよう!?笑 その覆いはモンベルで購入したかなり派手色のグリーンだもの!今日は、コーチは一緒に歩くそうだ。昨日は自転車だったから。コーチの方がやる気満々で、「僕なら、難なくカミーノを歩き通せるよ」とのたまう。確かに、そうだろう。彼は、やはり私よりも行きたいに違いない。


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前置きはこれぐらいにして… 昨日の様子。写真がたくさんですが、言葉は少な目で☆

夫は自転車で。

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どこもかしこも、ブドウ畑かとうもろこし、あるいは刈り入れを待つひまわり畑。ここら辺のブドウはほとんどがワイン用というよりは、コニャック用に。あるいは、シャラント地方の地酒、ピノーになる。

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ピノーは食前酒で発酵させたブドウジュースとコニャックを混ぜて作る甘いお酒。

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トレイルを進んで行くと前から古いシトロエンがやって来た。なんでここに?と思っていたら、おじいさん2人と狩猟犬たちが乗っていた。ハンティングの季節なの?と思い、夫に聞いてみたら、始まったばかりらしい。車が止まったところで、おじいさんがライフル銃を持ち、狩猟犬が4匹車から降りて来た。

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フランスのトレイルはこんな印が付いている。赤と白は巡礼の道の印でもあるそうで、これを辿っていくとピレネー近くまで行けるのかな?

途中、川を調べに行く夫について行ったり、アップアンドダウンの多い丘陵地帯を通り過ぎて、なんとなくお目当てのJonzac(ジョンザック)に近いのが分かって来た。以前サイクリング中に通った道だ。


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そして、なんと馬に出会う。すご~く人懐っこく、夫が先に撫でていた。これじゃ顔が見えないけれどとても美しい馬だった。これは昔は働く馬だったらしい。だから体も足も太い。たてが長くて、きれい~!

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名残惜しく立ち去ると、馬は今度 は杭で顎を掻いていた。笑

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川の脇を歩いていくと、ジョンザックに到着!ここで2時間ちょっと。自然公園の中を通り、水路の脇を行き、カモやワンコを見ながら進む。


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おなかすいた~!と言うことで、頭の中はパン・オ・ショコラでいっぱいになり、まずはブーランジェリーへ。ショーウィンドーのパン・オ・レザンにもクラクラしたけれど、バゲットも買わなくちゃいけないし、私たちは5ユーロしか持ち合わせていない。笑 

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なので、パン・オ・ショコラをゲット!夫はバゲットをちぎって、ムシャムシャ。私はパン・オ・ショコラをシェアするつもりだったので、少し上げた。笑 リュックを下すのが、爽快~!ウォーキングスティックを忘れないようにしなくちゃ…

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あれれ?うぁ~い!郷土菓子のガレット・シャランテーズを発見!!!美味しそうだけれど、高い。

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そのまま、城下町の門をくぐって、シャトー(城)までの石畳を歩く。途中、かわいいヨーキーに出会って、シャトーまで。今、お城はジョンザックの市役所として使われている。


さて、帰ろう。今度は城下町の古い部分を通り抜けて、新しい道へ。国道はビュンビュン車が通る。歩道がないので、路肩を歩く。こわ~い!

しかし、途中にムーラン(風車。ここで粉を挽いている)を見に丘の上へ。まだまだ元気!

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新しい道には、ちゃんと自転車道があったよ。ただし、どこまでも登り道。途中、川を眼下に見下ろして。

途中、脇道にそれて、誰も通らないような村の小道を進む。だけれど、これは遠回り。しかし、車道をまっすぐ行くよりも、気分的にも安全。これがね…帰りは登り道ばかりだったし、森の中や村の小道を通ったから、すご~い遠回りになっちゃって、帰りは3時間もかかった!!!

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写真では全然分からないけれど、手前がメルローか、ソービニョンなのか分からないけれど、赤いブドウがたわわになっているブドウ畑。その奥の木はグリーンアップルの木で、すごく美しかった。近づいてもっと良い写真をiphoneで撮ろうとしたら、左足に熱い激痛が!Nettles(イラクサ)と呼ばれる草に足を踏み入れたので、それに刺されて皮膚が焼けるように熱く痛い!やっちゃった…

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持っていたステロイド剤のクリームを塗ったら、よくなった。重いリュックを背負っているだけのことはあって、薬袋も持っているのだ。



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森の中は涼しい。

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ところが抜けたら、ピーカンですごい照り。

え~ん、もうランチの時間はとっくに過ぎて、何よりも足指が痛くなって来た。靴下をぬぐまで、2kmは自転車にバトンタッチ。笑 あまりにも痛くて歩けなくなっちゃったので、リュックを背負ったまま、今度は夫に歩かせて、私は自転車へ。楽ちんだね~!

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また救いが… どうやら、私は食べ物を見ると元気になるらしい。今度は桃の木を発見!それも、ブドウ畑の際に生えていると言えば、ペッシュ・ド・ヴィーニュ!

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さっそく熟していそうなものをもぎって、食べてみたら最高に甘くて美味しい。笑 ペッシュ・ド・ヴィーニュはピスタチオクリームと一緒にタルトにすると、超うまいっ!

痛いのも忘れて、桃に夢中になる。爆笑!

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あれれ、夫が今度は隣の木にネクタリンを発見。こちらもすご~く美味しかった。帰宅して遅めのランチを食べる私に、「明日は僕も歩くよ」と言う夫。コーチ熱もますます熱く…


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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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