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第18日目: Rabe de las CarzadasからCastrojerizまで。

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さて、第18日目のカミーノ巡礼は、ブルゴス~レオン間の案外と平坦な道のりの一部でした。なので、この区間は、巡礼者の中でも、バスやタクシー、あるいはレンタサイクルでサクサクと通り過ぎてしまう人たちが多いらしいです。だけれど、もったいない!と思います。なぜなら、確かに大きな街に近づくと、あまりきれいではないのですが、フラットならフラットならでの楽しみもあれば、非常に美しいところもあります。

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フラットと言っても、多少の高低差はあります。もちろんね!そして、案外と平坦な道の方が、足にダメージが来やすい。豆ができやすいのです!!!不思議だけれど、この区間で足のトラブルが増えたという巡礼者が意外といました。私も、右足指が痛かった~!理由は、この砂利道。スリップしたり、凸凹としていて、歩きにくく、圧力が均等にかからないため、足に余計な力が入って、足指やかかとに支障が出やすいみたいです。

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でも、こんな牧歌的な景色を朝から見ていたら、幻想の世界へ。深い瞑想の世界へ没入です。素晴らしい平和と、頭の中にはベータだか、シータなのかデルタ波なのか分かりませんが、脳をリラックスさせる作用が出て来て、気持ちよ~い世界へと誘います。出て来る言葉は、ただ「ありがとう」だけ。歩きながら感動して、感謝の言葉を言いながら、深い幸福感に包まれていました。だから、この区間をスキップしてしまうのは、巡礼するであれば、もったいな~い!

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確かにこんな風に延々とどこまで砂利道が続くのか分からないと、「トイレはどこ?」とか、足指が痛いとかの文句が心の奥底から湧いてくることもあるけれど、あの痛みをガマンしながら念仏のように感謝の言葉を唱えたり、口角を上げて笑顔を作りながら歩いていると、不思議と痛いのもマヒして来るのです。痛いという観念はあるのだけれど、『どんなに痛くても、歩く=嫌なことがあっても、必要とすることをやり遂げる=>その後に達成感とやってよかったという、また感謝の気持ちが湧いてくる』という図式が自然とインプットされました。今もその体験学習は私の心の中で生きていて、 (心や体の、強いては気持ち的な)痛みや辛さがあっても、『行動』することによって、幸福感や達成感は、いくらでも生まれて来るものなのだということを悟りました。つまり自分の気持ちに負けるな!ということだと思います。

だから、カミーノ巡礼をしてよかった!!!超おすすめです!もちろん、カミーノでの体験や学びは人それぞれ。楽しく終わってしまう人もいれば、単に辛かったという人もいるのかもしれません。それに、そういう学びや悟りを望んでいなければ、カミーノはそういう体験をその人には与えないと思います。つまり、引き寄せ的に必要なものが、その人の望むようにもたらされるという感じです。

時々、朝早く、こんなふうに人気のあまりないところを歩くと、本当に何か崇高な異次元の世界に突入しそうでした。五感で歩く、そういった感じです。皮膚も一緒に歩いているのです。それは風や冷たい空気に皮膚が触れることによって、足裏と一緒に『歩く』体験をするというような。聴覚も然り、視覚も、嗅覚も味覚もです。味覚は、笑!木になったりんご、いちじく、ブラックベリー、ぶどうなどなど。自然の味わい。鳥の声、小川のせせらぎ、風の音、雨の音、煙の匂い、乾いた大地の匂い、木々の香り、花々などなど。視覚は、ありのままにいろいろなものが迫って来ます。触覚も。生えている草木を触ったり、皮膚を伝わる雨水、ツ~ンと冷たく感じる冷気など、太陽のジリジリと迫る熱さとか、こちらもさまざま。これら五感を頼りに歩き、さらに自分の六感が加わり、歩いているうちに、いろんなことを悟ります、ごく自然に。そういう世界でした。もちろん、最初の7~10日ぐらいは、そんなことはなく、あちこち痛い、おなかすいた、疲れた、トイレはどこ?とか、今日はあと何キロ歩くんだろう?とか、目先のことでいっぱいだったので、そんな素晴らしい体験をすることはあんまりなかったかもしれません。でも、それはそれなりに貴重な経験でした。その期間がなかったら、それから来た素晴らしい学びの期間が分からなかったと思います。

私を含めて、多くの人が辛さや、それに伴う目先の感情に翻弄されて、この最初の辛い試験時期に物事を止めてしまうから、いろいろな引き寄せや成功方法のHow to本がベストセラーになるのでしょう。一番大切なのは、辛くてもどんなにスローでもいいので行動し続けること。たとえ、一歩でも。1度目の風邪のときは、1日4kmでダウンでした。それが2度目の風邪のときの方がひどかったのにもかかわらず、33kmとか30キロ台の距離を三日続けて歩き通せたのだから、最初の風邪のときの学びが生きたのだと思います。

カミーノを歩く多くの巡礼者が、何度もカミーノを歩いたり、最後には、止めたくない、まだ歩きたいと思うのは、そう言った自分なりの学びが多少得られるからだと思います。そういう経験はやはりプライスレス~☆

あれれ?また前置きが長くなっちゃいましたが、本題へ。

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この日は、28.1km歩いた。ブルゴスからレオンの2大都市の間を行くメセタは乾燥していて、平坦な道が延々と続く。

だから、小さな村に入る度に、こんなおうちやバルを見かけると、なんとなくホっとした自分がいた。午前中はだいたい1度はバルに入って、生オレンジジュースか、Cola Cao(甘いココア風味のパウダーを温かい牛乳に入れる飲み物。タンパク質とカルシウムのために。笑)を注文する。たまにカフェ・コンラッチェ(カフェ・オ・レ)。そして、必ずトイレと、クレデンシャル(巡礼手帳)にスタンプをもらう。

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誰かの家の脇に、こんな巡礼者たちのための休憩場所があった。自分のうち(おそらく納屋の部分)の壁にこんなグラフティが描かれていて、石のベンチがあり、テーブルも。どちらも手作りで味があった。特にこのテーブル、壊れたタイルがモザイク状にはめ込まれていて、シャレてる~!グラフティも昔のペルグリーノ(巡礼者)で、モホン(道標)とサントドミンゴのにわとりまで。しだれ柳のカーテンが気持ちよさげでした。こんなところで休みたいけれど、その日は28kmなので、そそくさと歩く。

今、思い返しても、もう少しゆっくりと日数を取って歩いても、よかったんじゃないかと思う。だって、スルーしてしまった所は数知れず。きっと美しい所、楽しい発見があるところ、感動することなどなど、たくさんあったに違いない。

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ラベ・デ・ラス・カルサダスから18km歩いたころに、Hontanas(オンタナス)に到着♪丘を下ったところにありました。村の入り口に何か遺跡があった。ここで、日系ブラジル人のサナエさんと、シュリちゃんにバッタリ。サナエさんは、一昔の美しい日本人女優さんみたいに非常に整った顔立ちで、すぐに日本人だと分かる。私よりも、ず~っと日本人顔。素顔でも人目を引く美しさ。

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これは何?

この近くにあったアルベルゲ(巡礼宿)のバルで生オレンジジュースを頼んだ。前後して一緒に歩いていたアイルランド人のマイクも入って来て、ブレイクタイム。彼はトレッキングブーツとソックスを脱いで、他の巡礼者同様、足を休ませていた。彼が、「レストランやカフェで一体、こんなふうに靴やソックスを脱いで寛げるのはカミーノしかないね!」と言うので、吹き出した!確かに。誰も、文句を言わないし、これが当たり前と思っている。マイクは、足裏が痛いらしく、作物を刈り取った後の畑を好んで歩いていた。

メセタは昼間、暑かった。木陰があまりないので、ごくたまに木立を見つけると、とっても嬉しい。

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暑いし、乾燥しているし、とにかく水が飲みたい。だけれど、水分を多量摂取するとトイレに行きたくなるから、いけないと分かっていても歩いている間は水をあまり飲まなかった。自然トイレもあるけれど、女子はやはり難しい。みんなしてたけれど、場所探しだけで四苦八苦。特にメセタは木陰も藪も、ほとんどないから大変~!(笑) 特にイレインから、ある若い女の子の話を聞いてから、自然トイレだけは気を付けようと思っていた。

アルベルゲで同室だった、その女の子は自然トイレで、何かイラクサみたいなものに手から、太ももあたりまで刺されてその翌日、全身にアレルギーが出て赤く皮膚がただれて痛く、「もう、うちに帰りたい」と泣いていたらしい。朝の出発のあわただしさの中、苦痛で泣くその女の子は後に残ったらしいけれど、そういうことで帰国することだけは避けようと思うから、なおさら。十分に飲めない。最初の頃は、暑くてめまいがしたけれど、気合で乗り越えた。良い子の皆さんは、きちんと水分だけは摂りましょう!(笑)だから、歩き終わった後は、いくらでも体が欲しがる以上に水分を補った。

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ここから、5kmちょっとでサン・アントンヘ。ここはなんと修道院跡。

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道路はこの修道院のアーチの下をくぐって行くようになっている。すごく大きな修道院だったことが想像できた。

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後ろ側から見たところ。さぞかし、壮大な修道院だったに違いない。

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左上から見える光線がすごくない!?光の関係で、下まで。

サン・アントンを過ぎてしばらくしたら、街が見えて来た。というか、大きな教会(今は、ミュージアム)と、小山にそびえ立つお城。今日はここに泊まるのだ。

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こんな風景に出会うとワクワクするね~☆

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街の入り口には、やはり十字架。

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入り口から。ここにも巡礼者がたくさん。

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絵画中心の祭壇。

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天井もすごい!PCも洗練された最新機器もなく、こんな幾何学模様を天井に作り上げてしまうなんて、神業みたい。

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ちゃんと左の祭壇の上には、ホタテガイまで。

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このバラ窓には注釈が書いてあるパネルがあった。たくさん歩く日は、なかなか長く見学出来ないのが残念。教会も2時ごろ、シエスタのためにいったん、閉まってしまう。なので、いつも時間を気にしながら、歩く。見学したい場所があれば予め、歩く行程をガイドブックで読んで決めてから時間配分を考えて歩く。これも、たくさん見たいものを、最初の頃、見られなかった経験から。何か興味を持ったら、なるべく行ってみる。だって、またその場所に戻れないかもしれないからね。少なくても、すぐには戻れない。人間は、いつ病気、怪我、あるいは死が待っているのか分からない。それに、その場所や物が、自然災害や人災などで、なくなってしまう可能性もあるから。後から、なんて思っても、そのチャンスはないかもしれない。だから、ちょっと無理してでも興味があることは、今すぐに☆

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テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

Happy Halloween!

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時差ボケ。そして、ミーシャの機嫌を取るのが先決。その上、やらなくちゃならないことがたくさん!プラス、PCから古い画像をすべてHDDに移し替えて、その上、PCのフラグメンテーションをきれいにしたり、一時ファイルをすべて削除して…これがかなり時間がかかった。それから、画像の整理。これがすごく大変だった。撮った写真が7,000枚ぐらい!すべての画像を月日と場所ごとに分けてファイルを作ってPCに収めて。iPhoneとデジイチの両方だから時間がかかった。いろんなところ電話をして、優先順から用事をこなして、税理士さんのところに書類を持って行って、ついでに夫の携帯の契約を切りに。夕方、食料品を買いに行って、日本は5時半でもすでに暗くなることを実感~☆

昨日は、あっという間に時間が経ってしまった。でも、瞑想の時間はきちんと。カミーノにいない分、自分であるために瞑想は欠かせない。カミーノは、歩いているだけでいろんな学びと悟りがあった。もう、スーパーパワースポットにいないから、瞑想の時間は大切!

今日は、ハロウィンなのね~と思い、うちにあるもので何か作ろうと思っている。けれど、オーブンがないので(実家から持ってこようか!?)、何か和風にしよう! 

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ミーシャはなんとなく、私を覚えていた。だけれど、すでに一番好きな人は変わっていた。すでに私の事は覚えていないだろうと思っていたので、なんとなく覚えていてくれただけで、うれしかった。うちに帰ることを嫌がり、やっとの思いで連れ帰ったら… あっさりと、ここは自分のうちだと悟った次第。猫は、うちに付くというのは当たっているのですね~!ソファの下(何か不安があると、以前からこの下へ)に1時間ぐらいいてから、名前を呼んだら出て来た。その後は、ソファの上で昼間は寝て、夜は私と一緒にベッドで寝る。これは以前と変わらない。

だけれど、こんなふうに憂いているよ。昨日は、お世話になったEさん夫婦が代わる代わるミーシャに会いに。2人とも、やはりミーシャに会えないのが寂しいらしい。そうしたら、やはりミーシャは喜んでいた~ 私としては、ミーシャが喜んでくれるのは嬉しいし、何よりもミーシャがこんな風だということは、とても愛されて大事にケアされていたということなので、本当にありがたい。

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去勢をしてもらう予定なので、獣医さんに電話したら、スプレー行為がないのなら、1歳まで待った方がいいとのことでした。成長し切ってからの方が、男の子なので例えば老猫になってからの尿管のつまりとか、その関係の病気の確率が高くならないらしい。だけれど、マレーシアに行く予定があるので、この暮れか、新年明けにしてもらうことを考えている。そのころには9ヶ月ちょっとになっているから、今よりはいいのかな。

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ヌガティンとマジパンで出来たパンプキンにマカロンや、カヌレが。こういうのをもらったら、外側まで食べられるよね。ボルドーは大きな街だから、目の保養になりました!

気が付いたこと:

* スペインは自然と風景が素晴らしい。人々が優しい。今までで一番美味しいチーズケーキを食べた!(笑) 教会の中がため息が出るほど、美しい=豪華絢爛から、シンプルなものまで。川の水が澄んでいて清らか。

* フランスは、街並みとショップなどのディスプレーが本当に美しい!!!食べ物が豊富で美味しい。お菓子にしても、バラエティーが多く、見た目も実にきれい。

ハロウィンには関係のないことばかり書いていますね。(笑)

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今日は、後からカミーノ第18日目を更新する予定です。

テーマ : 今日のつぶやき。
ジャンル : 日記

現実の世界へ。ボルドーへ。

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6日前のことが、はるか昔のように感じます。フランスでは、のんびりと過ごしました。体重を計ってみたら、4kg以上
減っていたので、嬉しいな〜!道理で、ムチムチだったボンレスハム状の二の腕も、お腹も太腿も昔のように引き締まった感じだったのは、痩せたせい。それも食べ放題で痩せたので、やつれはせず、元気に見えるのがいいかも。これがコツかな、きっと痩せ方の。後はうちでせっせとヨガ、ジョギング、筋トレを。

さて、6日前の早朝、支度が早く終わったのでまたサンティアゴの大聖堂へ。最後に聖ヤコブの遺骸物が残る場所の前で、お礼と、これからの私の人生のカミーノへ向けての抱負を心の中で語って来ました。

サンティアゴからボルドーへは、バルセロナ経由のフライトで。サンティアゴの空港で、生オレンジジュースを飲まなかったのが、心残り。(笑) 65セント節約したからと言って、あんまり価値がなかったかも。バルセロナ空港では、高くて非常に不味いハンバーガーをランチに食べた。その理由は、ブエリングというイベリア航空の子会社のLCCがあって、飲み物まで有料。航空券が異常に高かったフライトだから、ちょっと納得が行かないな。ブウブウ!

後から、マックを見つけて、失敗した!と思った。(笑) 最初に見つけた店には入るな!が巡礼で学んだことだったのに、降りてすぐのところに入っちゃった!まさか、ここでも同じかと、巡礼で学んだことは生かそうと思った瞬間。

ボルドーに着いて、市バスに乗って街中へ。初めて乗ったボルドーのバス。運転手さんが、とても優しく降りる所も教えてくれて無事にホテルへ。ボルドーの大聖堂の近く。

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着いたのは夕方だったので、閉まっていましたが、すごいもの発見!なんと入り口に2ヶ所、紛れも無い巡礼の印を見っけ〜!パリの道と言う巡礼路があって、パリから、サンティアゴまで行く道にボルドーも入っているのですね。

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こちらの時計台もステキ。

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広場が至る所にあるのだけれど、このクレープ屋さんに心惹かれるも、諦めた。

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だって、狙いはアジア食。ベトナムは、旧フランス植民地だったので、ベトナム料理が意外と多い。なので、まずはベトナム料理。だけれど、入って、もしかしたらここはフランス人の経営するお店?という感じだった。美味しいのだけてど、上品な味わい。蟹と春雨のスープ、ネム(揚げた春巻きをレタスとミントの葉、コリアンダーと一緒に巻いて、甘めのチリソースに付けて食べる)、これに写真の牛肉のメイン。パリのベルヴィルで食べるベトナム料理のように野性味とエスニックの雰囲気があまりしなかった。

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だけれど、2ケ月間、アジア食を食べなかったので、最高に嬉しいボルドー滞在!美味しい〜!

さて、これから、ドンドンとカミーノ日記書いて行きます。でも、夫がマレーシアに私の新しいPCを持って行ってしまったので、古いのはすごく遅くてときどき、癇癪を起こすからどうなることやら!?私は当分、日本です。いつ行くのかは神のみぞ知るの世界。オーブンは、私の実家にどうやら夫は持って行ってしまったようで、どうしよう!?うちは、キレイでビックリ。山のような荷物は彼が全て実家に収めたようで、後の大きな家具は引越し屋さんとコンテナ荷物預かり場所に頼む?

テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行



無事にスムーズに成田に到着です。今、うちへ戻るバスの中。一番最初に買ったのは、おにぎりと温かいお茶。(笑)

夫不在の、この1ヶ月の部屋はどうなっているのだろう!?とちょっと心配ですが、後片付けしてミーシャをピックアップしたら、ブログ更新予定です。

フランスでは、美味しいものや、野菜類をたくさん食べて最初は腸が、急な野菜大量摂取に驚いたようです。(爆笑) スペインでは、レタス数枚と薄いトマトのスライス3切れだけなんていう日もあったから、今度は和食べたら、きっと胃がまたビックリするかも☆ では〜!

テーマ : ひとりごと。
ジャンル : 日記

Nihongo

Korekara kikoku surumade blog wa koushin dekimasen.

I can't write in Japanese until I go home, so I'll update once I get back home. Thank you!

サンティアゴにアディオス!

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とうとう、これでカミーノも終わり。昨日は、フィステラからサンティアゴへ戻った。朝、出発準備を整えて、朝ごはん。昨日と違うメニューで素晴らしい。

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それから、またビーチへ。やはり帰りたくな〜い!あと2日ぐらいいたかったなぁ。砂浜で貝拾いをしてから、また岩場へ。でも、満潮でほとんどが海の下。次々と海辺のかみーのへ到着する巡礼者が眩しく、羨ましい気分に。私も歩きたい。私は、どういう訳か、道に迷い、フィステラの手前で山側に行ってしまい、このビーチ側のカミーノを通らなかった… 黄色い矢印は、時々、アルベルゲとかに行ってしまう。モホン(道標)が大事。そういえば、スペイン人の巡礼者について行って、自分で見なかったのが失敗の原因。でも、無事に到着した!


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バス停まで、リュックを背負って3km、最後まで巡礼者として。みんな巡礼者は、例えリュックを背負ってなくても、雰囲気と日焼けと足下見れば分かる。足元はトレッキングシューズか、反対にビーサンなのですぐに分かる。(笑) お互いに分かるので、「オラ!ブエンカミーノ!」は、欠かさずに言い合う。明日から、言わないし、聞かなくなっちゃうのが寂しい。

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スペインで、初めて公共のバスに乗った。バス停で、嬉しいことにまたジェイリーとニックの母子にバッタリ。彼らはムシアに向かう。彼らとは、巡礼2日目に出会った。あの時、バツイチのジェイリーは、「このカミーノで、素敵な男性が見つかったらいいな」と私に言っていた。そしてその場で、マイケルという男性に紹介された。小話の後、こっそりと彼女に聞いてみたら、カミーノで出会った彼らしい。おめでとうございま〜す!

彼らに荷物を預けて、実は、バナナとプレッツェルを買っているうちにバスが来てしまい、彼らの方が慌てていた。急いでリュックを貨物室に乗せて、慌ただしいお別れをして、彼らの幸せを祈る。カミーノは必要なものは与えてくれると言うけれど、ジェイリーの場合は望んでいた人を見つけた。

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途中、たぶんCeeという港町に寄って、3時間のバス旅。

サンティアゴのバスターミナルに着いてリュックを背負い、さて?旧市街地はどちら?もう、黄色い矢印はないけれど、近くの男性に聞いて教えてもらった。30分ぐらいの道のり。途中、サンティアゴを目指している巡礼者たちに混じり歩く。ちょっと気になったのは、巡礼者で、ときどき、タバコを吸いながら歩く人たち。タバコを吸うなとは言わないけれど、あるきながらは控えてもらいたいなと思った。だいたいヨーロッパ人がほとんど。昨日はスペイン人の男女。特に女性の巡礼者は、人通りの多い道に、まだ火の点いているタバコをポイって投げ捨てた!自国を汚くするのも、周りの人々の迷惑を考えないのも、どうなんだろう!?ちょっと、ガッカリした。せっかく巡礼しているんだから、マナーは最低限、守ろうよと思う。

カミーノを見つけて、大聖堂目指して歩く。泊まるペンションは大聖堂の近くらしい。キョロキョロしたら、目の前にあった!ラッキー!ただし、小さなペンションの私の部屋は日本式に言うと、4階にあった。4室しかないペンションで、かなり段数の多い階段のみ。4階に上がったら、さすがに脚に来た。(笑) ドアを開けたら、天窓が。見上げたら、大聖堂の尖塔のひとつが見えた。

鐘が15分ごとに鳴る。夜は?と思っていたら、24時間鳴ります、はい。それも、時報の時は、きちんとその時間の数だけ。何回か起きたけれど、案外と穏やかに眠れた。

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外に出て、街中を散策したり、かさばらないお土産を探したり。


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改築中の大聖堂正面。

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パラドールの写真を撮りに行ったら、なんとアツコさんに再会!昨日、サンティアゴに着いたとのこと。フィンランド人のマリが、私のことを聞いていたらしい。この2人と会ったのは、中盤ぐらい。どうしたかな?と思っていたら、彼女に会った。不思議〜!彼女も同じことを言っていた。

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アツコさんは、先着10名のパラドールでの無料ディナーに並ぶとのことで、そこでお別れ。パラドールは、スペインの最高級ホテルのひとつ。ここサンティアゴのパラドールは、5つ星。その昔、このパラドールのある建物は、巡礼者のための救護院だった。そのため、今でも巡礼者には先着10名に無料でペルグリーノメニューの夕食を出してくれるというサービスがある。もちろん、お金を払えば、着飾らなくても、リュックサック姿の巡礼者でも泊まれます〜☆ 元、巡礼者の救護院でもあるしね。泊まっている巡礼者、案外といました。オーストラリア人のイレインとゲイルたちも2泊。値段を聞いて1泊で、高いアルベルゲで20泊分だね〜!と計算する私。みんなで笑っちゃいました。

私はひとりで夕食。その後で、ミサの始まっていた大聖堂へ。無事にカミーノ・デ・フィステラも歩けたことを聖ヤコブを後ろからハグして、心の中で感謝の意を伝えました。ミサ中の皆さん、聖ヤコブの首を抱きしめる私の両腕見たかも知れませんね。不謹慎だけれど、これを見ると笑える!(すみません、ヤコブさま) その後、最後のミサを座って聞きました。先週の金曜日とは、打って変わって、参列者が少ない(巡礼者も少なかった)せいか、司教さまがひとりでミサを取り仕切っていました。私が参加した昼と夜のミサは、大司教と、司教が8名の大きなミサ。しかし、小さめのミサは、心に響きました。

これでサンティアゴでの夜も終わり。巡礼も最後です。とっても寂しい気持ちでいっぱい。

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フィステラで同窓会!?

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フィステラで2泊して、昨日は休養日。今まで、エステーラで風邪でダウンして4kmしか歩けなかった時から、ずっと休みなしで歩いて来た。だから、昨日は、また灯台に行ったりして、合計20kmは歩いた。それが当たり前で、別に厭わないのだから、慣れとはすごい。今日は、7kmぐらいしか歩かなかったので、物足りない。明日から、もっと歩かなくなるから、どうなるのかな?(笑)

さてフィステラの朝は遅い。9時ごろ、やっと明るくなって、朝ご飯。11時に開く灯台目指して10時に出発した。上の長いビーチの一番遠いところが、私が泊まったホテルがあるところ。港のある中心地まで3kmある。昨日は天気が良くて、嬉しいことに風がなかった。海が本当に美しい。透明の海水の遠浅の海。魚は泳いでいなかったけれど、ヤドカリを海の中で見つけた。

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この十字架から10分ぐらい歩くと、公営のアルベルゲのある中心地に着く。このアルベルゲの隣りはスーパーだし、レストランも多く、バス停もすぐ前で、とても便利。

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可愛い感じのホテルを通って、灯台への道に進んで行く。この前を通ったところに、見かけた顔!あれ?ジェイリーじゃないの?と思ったら、向こうも私の名前を呼んで抱き合った!彼女を見かけたのは、遥か前。積もる話をして、彼女は明日、息子のニックとムシアにバスで向かうとのこと。このフィステラに、すでに3日滞在して、昨日は海で泳いだと聞いてビックリ。お別れして、先に進む。灯台へは3.5kmの上り道。そこで、今度はあれれ?灯台の道から下って来るのは、もしかして大石さん!?向こうも私を注視している。手を振ったら、やはり彼だった。

サンティアゴ以来だから、4日ぶり。すでに灯台に行ったらしいけれど、クレデンシャルにスタンプをもらわなかったらしい。それで、フィステラの巡礼証明書をもらうと言うので、無理と判断した私は、彼のクレデンシャルを預かって、スタンプをもらって来ることになった。ジェイリーから、灯台の手前の売店でも、スタンプをもらえると教えてもらったので、こちらでも。


灯台に着く前に、また何台ものパトカーを見て、さらに低空を飛ぶヘリコプターまで何度も目撃。灯台に着いたら、昨晩よりも、もっと多くの警官や自治体のパトロール隊など、物々しい雰囲気。それにTV局のバンまで停まっていた。

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また0.00kmポイントで写真。今度は、私の写真を別の巡礼者に撮ってもらった。

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崖の下を見たら、巡視船。う〜ん、どうしたのかな?反対側に向かったら、たくさんの警官が下を見ていた。

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日本語でも。直訳過ぎる文だけれど、意味は通じます。

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あっ!またヘリコプターが低空飛行。やはり、おかしいよと思い、顔見知りの巡礼者の写真を撮ってあげたついでに聞いてみた。そうしたら、マドリードからの巡礼者が先週の土曜日から行方不明になり、どうやらこの近辺で身投げした可能性があるとの事だった。

フィステラの灯台岬は、ゼロ地点。昔は、死者の国がある場所で、この地を訪れた巡礼者はまず海に入り、全身を清めてから灯台の先の最西端の崖で、古い自分に別れを告げて、新しく生まれ変わるとされて来た。今でも、その慣習はある。実際、ジェイリーも海で潜ったらしいし、他の巡礼者も水に全身を浸けていた。

この巡礼者のご冥福をお祈りします。それしか言えません。

実際、すでにこのフィステラのカミーノを歩いた巡礼者に聞いたのは、「フランス人の道」みたいに宗教色がなくて、もっと個人的なカミーノだよ」と言う事だった。本当にそう。特にひどい風邪を引いていた私は、自分との戦いだった。自分の弱さが出て来て、その痛いところをよく知る自分が自分を誘惑するという、天使と悪魔の自分が戦った4日間だった。

最後の課題を突き付けられた私のカミーノでした。生まれ変わるというのは、一旦、古い自分を受け入れて認めて愛してあげて、それに最後はキッパリとさようならをすることだと実感しました。一人で歩いて、良かった。いろいろと歩いている間に自分をよく見つめることが出来た。

ひとつ学んだことは、私はひとりしかいない。私は私でしかない。だけれど、そんな不完全な自分を受け入れて認めて、愛することを学んだ。恥ずかしい自分、ちょっと嫌だなと思える自分、呆れるような自分でも、いいのだ。そういうことに気付いて、良くなろうと学び、頑張る自分がいれば、それで十分なはず。

身投げした巡礼者の気持ちは到底、計り知れないけれど、この世の中、どこかに救いはあると確実に思えるのに、もったいなかったなと… 残念です。

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さて、巡礼者のゼロ地点での最後の儀式は、巡礼中に使ったものを何か燃やすこと。これで古い自分と訣別するという訳。実に様々なものが真っ黒焦げに。巡礼で使った杖や靴下、靴もあれば、こんな大きなカップの黒いブラもあったりして。(爆笑) みんな、いろいろ。もちろん、燃やさない人も。私もひとりでは何だし、止めました。

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この塔には、巡礼者の国の国旗や、やはり個人で使っていた物が飾って(?)ありました。

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ホタテと杖。巡礼の印。

いろんな人に再会して話して、クレデンシャルにスタンプをもらって、ちょこっと買い物したついでに売店でスタンプをもらっているうちに、大石さんさんとの約束の時間が迫っていた。急いで、坂道を転げるように下りて行く。左膝よ、ごめん!だけれど、あまりにもの美しい風景に立ち止まってパチリ。(笑)

約束の時間を15分近く遅して、公営のアルベルゲに到着。でも、まだ開いてないとのことで、セーフ。ここで巡礼証明書をもらうことになっている。で、無事にもらいました。

近くのレストランで大石さんとランチすることにしたら、隣りはずっと一緒に歩いて来たスイス人夫婦。いつも一緒にに歩いていたのに、サンティアゴ到着2日前から会わなく残念に思っていたら、1週間後に再会。ここでおしゃべりして、最後のお別れ。

その後、カナダ人の夫婦にも再会してハグと写真。大石さんとも最後に握手して記念写真を撮ってお別れ。歩いていたら、今度はだいぶ前にアルベルゲで同室で出会ったアメリカ人夫婦に思いがけない再会。こんなことってある!?と言いながらハグ。だんなさんの方が、「これからは!君のカミーノを歩くんだよ。ブエンカミーノ!」と言ってくれたのが、とても嬉しかった。

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まずは、いったん、ホテルへ戻った。途中、潜水服とフィンの干してあるお宅のベランダに猫を発見!この猫ちゃん、夕方に通ったら、まだ同じところにいた!


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今度は浜辺を歩いて戻った。

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干潮で、貝殻拾いをしながら。

短パンとチューブトップで泳ごうと思ったけれど、まだ洗濯物がへやに戻ってきてなかったので、止めることに。だって、この短パンはハイキングパンツに切り替えできるタイプで、これを濡らしたら、履くものがなくなる。下着で外出出来ないし、海水に浸かって「生まれ変わり」たかったけれど、両足と痛い膝だけ海水に入れた。

岩場で小さな魚、エビ、かにを見つけたり、帆立貝を見つけたり。このホタテ、身が入った生きた貝だったので、諦めた。

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夕方、再び街へ。もう、こんなに歩かないんだろうなと、名残惜しく。

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パエリヤの夕食を、そそくさと済ませて帰ることに。街灯がない3kmは、暗くなったら歩けないよ〜!

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感動的な夕焼けを見て、無事にホテルに到着。

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名残惜しいフィステラ。最高だった!

テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

ムシアの日の出とフィステラの夕日。

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今朝、書いていた記事を指で弾いて一瞬のうちに消してしまった!PCでないので、難しい。昨日のことが、もうすでにひと昔のように感じるのは、それだけ毎日が濃いのかもしれない。いや、そう!さて、昨日は強風だったけれど、その前日と違い、晴れたので嬉しかった。日の出は朝9時ごろと遅いのは、ここがスペインのいや、ヨーロッパ大陸の最西端であるせいかもしれない。最西端はフィステラ(Fisterre)の灯台の立つ場所が、それなのですが。

ムシア(Muxia)に2泊するつもりだったのに、土曜日のフライトが取れずに金曜日になったせいで、ムシアは泣く泣く1泊だけ。義母のところに4泊ぐらいしないと、いくらダメ嫁でもアカンと思い、ボルドーに月曜日の夕方着という案は諦めた。

一昨日はムシアまで32km歩いたから、到着は4時ごろ+強風+雨のため、観光も無理で一昨日は風邪を引いていたし、大人しく。

昨日の朝、8時半過ぎに岬の教会と見晴し台へ行ってみた。日が昇る前のかすかな明るさを頼りに海沿いの道を歩いた。風が強い。見晴し台の途中に差しかかったら、すでに太陽は昇り始めていた。

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ムシアの地でキリスト教布教に難儀を極めていた聖ヤコブを励ますために、聖母マリアが、舟に乗って現れた場所に教会を建てたと言われる。この教会は、2013年のクリスマスイブの夜に落雷による火事で内部消失してしまったらしい。今は、また新しく再現されたが、ミサや特別な日にしか入堂出来ないようになっていた。金網から中を見て、iPhone でも中の写真を撮ってみた。

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今はさらりと。カミーノの記事が第17日目で滞っているのですが、後から書く予定です。それにパンプローナとブルゴスの街の様子も。この地のことも。

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見晴し台からの眺め。朝日で可愛いムシアの街がオレンジ色に染まって。左側が表側の街並みとポート。右側にフィステラに行くカミーノが続いている。私はこれを誤解していて、後から、街を一周してしまったのだけれど。

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この見晴し台は、岬の丘の一番高いところにあり、そこには石の十字架が立っていた。ロザリオや巡礼者の杖があった。強風のなか、立っているのが難しい。ここに、ただひとり。しばし瞑想に耽って、美しい景色を楽しんだ。ここまで歩いて来たのが信じられない。素晴らしい気のある場所で去りがたく時間が許すまで佇んでいた。

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ここに来るときに場所を地元の人に聞いたら、「ここをまっすぐ北に行けばいいんだよ」と言っていたけれど、本当に岬は北にあった。フィニステラはムシアから見たら南だから、今日は向こうに見える山の後ろ側にあるのだなと思った。ということは、また登るのねぇ〜!いや、実は下るのが膝が痛いから苦手。

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今度は違う道を歩いた。サンタ・マリア教会の墓地の壁。朝日を浴びたシルエットがきれい。

この下で出会った地元のおじいちゃんと目が合ったので、挨拶したら、ご機嫌な楽しいおじいちゃんで、1歳児のスペイン語の単語にちょっと英語を混ぜて話した。最後に「君は荷物が軽過ぎじゃないの?」と聞かれたので、「アルベルゲにあります」と答えておいた。(笑) ウソではなく、ホント。「ブエンカミーノ!」と言われて、最後にハイタッチでお別れ。すごく楽しい気分になった。今日は歩く最後の日。フィステラに向かう。そう言えば、カミーノの始め、一番最初のブルゲットから次の村に向かう途中の朝、やはり地元のおじいちゃんから呼び止められて話しかけられたっけ。あの時は、スペイン語が全然分からず、残念ながら話しかけられている内容がわからなかった。今回は分かるようになったのだから、進歩!あのおじいちゃんには、頬っぺたにキスされた。きっと、あれはカミーノを無事に歩けるようにという祝福だったのだろう。

カミーノの最初と最後の朝にこうやって、地元のおじいちゃんに祝福されるなんて不思議。同時にこの偶然に心が温かくなった。

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朝、8時半ごろには、バルが開いていなかったけれど、歩き始めると開いていた。ここは、一昨日、ムシアに着いた時に、アルベルゲの場所を聞いたところ。街の入り口にある。ここで、3.7ユーロで、温かい飲み物と、搾りたてのオレンジジュース、出来立てのような温かくサクサクしたチュリオ、トーストに選べるフルーツ付き。これは安いっ〜!巡礼者向き。チュリオが、美味しかった〜!

お腹が満たされて出発するも、フィニステラなんて、どこにもない。土地の人に聞いたら、手前の丘を登った向こう側にカミーノがあるらしい。昨日、巡礼仲間に街の入り口にあると聞いていたのだけれど、実は入り口+出口は2ヶ所あった。丘を越えて歩いていたら、道行く人、はたまた、家の2階から、わざわざ窓を開けて「違うよ、カミーノは反対側!」と親切に教えてくれる地元の人たち。だけれど、私はフィステラに向かっている。「フィステラは?」はと聞くと、身振り手振りで教えてくれるので、じつにありがたいものです。ムシアの街を一周して、やっと反対側の出口にフィステラのサインを見つけて出発。

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ほとんどの巡礼者はフィステラを先に、そしてムシアに向かう。私は少数派のムシアが最初派。フィステラは、『地の果て』。だから、私にとって最後に訪れる場所だと思っている。昔の巡礼者はフィステラの海で身を清めてから、ヨーロッパ大陸最西端のフィステラの灯台の先の崖に立ち、そこで古い自分を捨て、新しい自分に生まれ変わると信じて来た。

これを書いて、この何日か、実際に起こった事件を考えている。西は黄泉の国と考えるのは、東西一緒で、フィステラにも同じような意味を持つ。そして新しい自分に生まれ変わる場所。それを実際にしてしまったスペイン人巡礼者がいたらしく、今、フィステラの灯台は捜索隊や警察官でいっぱい。

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モホン(道標)のシンボル、帆立貝の向きがムシアーフィステラ間では、逆さま。面白い!

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緑の丘が次々と。最後の最後まで、アップアンドダウンばっかり。カミーノ・デ・フィニステラは短いけれど、脚に堪える!

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出た時間が遅かったせいか、フィステラへ歩く巡礼者はだれもいなかった。皆、バスで行くとか、途中の村までにする、とか言っていたしなと、思う。途中からムシアに向かう巡礼者たちに会って、ホっとする。山中で何かあったら困るから、やはり同じ巡礼者がいるのはありがたい。

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途中、家が2軒だけある場所があって、そこに立つモホン(道標)の脇にラブラドールの親子が眠っていた。可愛いので写真に撮ろうと思ったら、ママ犬の方が起きて私にスリスリ。子犬の方は、用心深くママ犬の後ろ足から私を見定めてから、近寄ってきた。超かわいくて、ここで時間を費やした。アカンわな。

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こんな気持ちの良いところを通り、道行く人々に「ブエンカミーノ!」と声かけしてもらい、つくづく、巡礼者を大事にしてくれる地元のスペイン人の温かさを感じる。

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フィステラに近くなった時に、親子の犬家族を連れた女性に会った。パパ犬、ママ犬、そして子犬。これまた、犬家族のほほえましい様子を見られて、ほのぼの〜♡

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何かいます。何でしょう?


フィステラへ向かう時に前歩くスペイン人巡礼者に付いて行き、最後は彼も見失って、迷子に。どこにもモホンがない。黄色の矢印はすべて、どこかのアルベルゲ用。もうすでに夕方の5時過ぎ。強風で立っていられないほど。誰も周りにはいなく、家々も人の気配がない。仕方なく、泊まる予定のホテルに電話したら、もうすでにフィステラの街らしい。それも裏側!強風で、話も出来ないので電話を切り、そのまま検討をつけて、通りを降りて行った。そこで見かけた女性に尋ねたら、「砂浜に降りて、ずっと左側にまっすぐに歩いて行ったらあるわよ」と教えてもらった。

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やっと道路から、ビーチに降りる道を探して、教えられた通りに歩いた。ものすごい砂嵐。風邪で鼻呼吸の私は、口の中がジャリジャリ!でも、美しいビーチに癒された。だけれど、歩いても歩いてもホテルなんてない。途中、男性を見かけたので、聞いてみると、親切にもGPSで確かめてくれて、延々と続く長いビーチが岩場に変わる手前の建物の奥がホテルのようだと、教えてくれた。

やっと見つけて到着したのが5時40分過ぎ。よかった〜!その日に灯台の日没を見たくて相談したら、6.5km先。ホテルの自転車を借りて行くことに。シャワーして、念のためにソックスをバックパックに詰めて、素足にTevaのトレッキングサンダルで出発。外は強風で寒かった!フィステラの中心地まで3km。さらに灯台へと上り道。900km以上歩いた太腿に自転車の上りは、相当キツイ。その日はすでにホテルまでの32kmを歩いているから、なおさら。ところが、灯台までの道は車道が狭く押して歩けないので、必死で向かい風に向かってこいだ。あんなに苦しい自転車乗りはめったにないかも。(笑)

途中、パトカーが何台もすれ違うので、パトロール中なのかな?と思っていた。やっと着いた〜!涙が出そうになった。(爆笑)

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ああ、0.00kmのモホンを見た時には、これで満願無事に感謝!これで、カミーノは終了。ゼロなんだもの。灯台が開いていた。ここで最後のスタンプをもらえるけれど、開いていることをそうていしていなかったので、また明日来ようと思った。

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みんなの座っている西の崖へ。

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強風なのに、そんな先だと下手すると下に真っ逆さまでしょと思っていたら、後から戻って来た巡礼者。きっとひとりの瞑想時間。

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みんな、ひっそりと息を詰めて、日没を待っている。

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日が沈んだ時には自然と拍手が沸き起こった。みんなの思いは一緒。

この後、私は自分の事件があり、ホテルのみんなの笑い話になったのですが、その話はいつか。人の温かさも知りましたよ♡

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大西洋に到着!

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朝起きたら、歩ける気がした。この間の風邪よりもシビアだけれど、気が張っているせいか、大丈夫そう。雨も最初は軽かった。あと2日だもの。出来る!自分に言い聞かせた。

ただ今日もアップアンドダウンがたくさんあって、最後はヘロヘロ。最後の最後まで上りが多くて、一体どこまで登るんだろう?32kmは、さすがに風邪の時は辛い。風邪薬なしでは、無理だったな。かなり肺に来ているから、喘鳴がかすかに。喘息になりませんように。

途中から、雨が強くなり、こうなると濡れても平気になる。一応、レインギアを着ているので濡れないはずだけれど、上は汗もかいているから、濡れたも同然。

途中、ムシアとフィステラに分かれる場所があって、私はまずムシア(Muxia)へ。

今日は、風邪薬を買い足そうと思っていたら、偶然に薬局を見つけて入っていった。症状を伝えて薬とのど飴をもらう。薬剤師さんに、「どこから来たの?」と聞かれて答えると、「あなたが、ここに来た初めての日本人よ」と言われた。(笑) 今回のカミーノで、こんな風に言われたのは、3回目。まあ、カミーノを歩く日本人が少ないことと、私は、どこにも行くからね。

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きょうは、たくさんのワンコとニャンコに出会った。雨なのに。この子は、後を付いて来た。可愛い〜!

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ガリシア地方の貯蔵庫。サンティアゴまでは、木で出来ていたけれど、サンティアゴを越えたら、石造り。雨が多い地方だと、やはり木だと湿っちゃうんでしょうね。

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スペインの川は、どこを通っても水が澄んでいてきれい。

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レモンの木とかも、多くなって来た。

午後から、だんだんと風が強くなり、吹き飛ばされそうな勢いになって来た。まるで、台風のよう。ムシアの近くでは、息が出来ないほど。それでも、ちょっとだけ海へ。最初見た時は、信じられなくて笑った!そこから、「すごい、すごい、すごい!」しか言葉が出てこなかった。

とうとう、歩いたんだね〜!フランスとの国境から、スペインの西の果て、大西洋まで。未だに自分が、そんなことしたなんて信じられないけれど、笑えた!すごい〜!海見て、まだ信じられない自分がいるけれど。

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『死の海岸』なんて、すごい名前なのは、この付近は波が荒くて入り組んでいて、難破する船が後を絶たなかったそうだ。確かにこの強風で雨も降っていたら、そんな雰囲気がした。

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今、洗濯機で洗濯を終えて、乾燥機の順番待ち。これが終わったら、夕食はシーフードにするのに、外に出る!? 鼻はグズグズ、咳き込んだら止まらないけれど、生きている。明日は、強風らしいけれど、天気は回復しそうなので、一安心。明日の29kmで、歩くのも終わり。信じられないな。ダウン着ても寒いから、外に出るのなら、濡れたレインコートも。

今日は、ランチを食べそびれた。ホットココアを頼んだら、なんと一切れのパンとジャガイモのトルティージャ(スパニッシュオムレツ)が一切れのハーフサイズ(それでも立派なサイズ)が付いて来た。1.3ユーロで、すご〜くない!?見てたら、土地の人たちには付いてこなかったけれど、後から来た巡礼者たちが飲み物をオーダーしたら、やはり付いて来た。これって、巡礼者のためのサービスなの??? これを食べたら、お腹が満たされて後は歩き続けたと言うわけ。

この天気では、ムシア観光出来ないので、明日の朝。それから、フィステラまで。

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ジャンル : 海外情報

風邪引き、雨の33.4km

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午前2時過ぎに、喉の痛みで起きた。走馬灯のように2日前のことが思い出せた。お昼のミサの時に、悪寒が止まらず、これは風邪?と思った。そして、昨日の朝、起きれなかったのも、疲れが残っていたのも説明がつく。

宿の人に風邪薬をもらい、服用しているけれど、今は休めない。決められた時間で、ボルドー行きのフライト前にぜひともムシア経由でフィステラまで行かなくちゃ!今日は33.4km、距離は自分との戦いだった。こういう時に限って、雨が降ったり、タクシーの看板が至る所に貼ってあって誘惑されちゃう。(笑) かなりフラフラしながら、到着!とにかく寒い。アルベルゲだったけれど、こんなコンディションでは、みんなに迷惑かけるし、こちらも気兼ねせずに眠りたいので、アルベルゲのシングルルームに変えてもらった。

明日も雨らしい。(泣) それも32km。だけれど、歩くのはあと2日だけ。這ってでもいかなくちゃ!

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朝ごはんにはホットレモン&ハチミツも。ここは、本当に素晴らしかった!

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ここでランチ。また身体が温まるレンティルと野菜のスープ。

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もう、すごく眠いので、ここら辺で失礼します。

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あと30km歩いたら、ムシアだ。海に到着する。とうとう、フランスの国境から、スペインを東西に横断して西の海岸に着くのだ。考えたら、すごいね!そこから『地の果て』のフィステラまでは、海岸線を辿って29km。そして、私の巡礼の旅は終わる。風邪が早く治りますように!

テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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