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スーパームーンとPricelessな瞬間☆



昨日の早朝のこと。暗闇の中で、その日の目的地に向けて進む。昨日も28kmちょっと。私は、時速5kmちょっとで歩く(速い)ので、休憩時間を入れて6〜7時間みれば、28〜30kmだと着くことになる。メセタに入ってからは、平らだと聞いていたのに、大きなスーパームーン越しに見えるのは、丘!あれを登るの?と思う。出発した時の気温は7℃。かなり冷えこむ朝。身体も萎縮している。特に昨日の朝は、腿の筋肉が疲れ気味。実は、前日に丘の上に立つ、崩れかけた状態で残っている9世紀の古城目がけて登った。素晴らしい眺めと古城は落ち着く場所で、一人、大昔の城が建った頃のことを想像しながら、楽しんだ。

後から、巡礼仲間に古城まで登ったことを言ったら、28km歩いた後に、あの丘のを登るなんてクレージー!と全ての人に言われたけれど、すごく良い体験をしたのだから、私は満足+ハッピー!見たいものを見なくては、スペインはすぐに来れる場所ではないし、第一、スペインに来ても、この場所に戻ることはないかもしれない。心惹かれるものは全てトライする。

特にカミーノを歩き始めたら、それを強く感じるようになった。自分の心に何度もしたい、見たい、食べたい、etc.と思うことは、たとえ難しいようなことで自分には無理!と思えることでも、出来る可能性があるからこそ心に何度も閃くのだと思う。しごく簡単な事から、至難な事まで、自分が惹かれて出来る可能性があることが何度も心に浮かぶ。それが犯罪や公序良俗に反することでなければ、トライしてみること。何度でも。

これがカミーノが与えてくれた一つのレッスン。

大きなスーパームーンを目がけて丘に近づくにつれて、月も落ちて行く。煌々と照らされたカミーノは神秘的でもあった。スペインでは、午前3時頃に皆既月食が始まったと聞いた。外に見に行ったよ、というイギリス人男性がいたけれど、私的には、そっちの方がクレージー!と言いたいんですが!笑

丘を登る前に月は丘に隠れてしまった。

20150928221058057.jpg

頂上に着くまでに大汗をかき、途中、レインジャケット(これをウインドブレーカー代わりに着ている)を脱いだ。気温が7℃でもシャツ1枚でOKなほど暑かった。頂上には、石碑と脇に小さな木の十字架が立っていた。登ったときに西の空(私達が向かう方向=サンティアゴは西にある)に沈んだとばかり思っていた満月ははるか彼方の地平線の上にあった。そして、反対側からは、薄っすらと陽の光が感じられた。

それから、丘の頂上で起きたことは私の拙い筆力では到底、表現出来ないことだった。

同時期に太陽が昇り、満月が沈む。それも、皆既月食のスーパームーンだ。900mのAlto Mostelaresの丘の頂上で東を見れば太陽が昇り、西を見れば、スーパームーンが朝の薄靄に沈み行く。それも同時期に同じ速度で。カミーノ上の過去(東方向)からは陽が昇り、未来(西方向)は満、帰して月が休む。

この丘の標高は900m。私の行程はフィニステラとムシアを合わせて、全行程900km。そして、もうすぐその半分の距離を歩いたことになる。

20150928221135b14.jpg

丘の上では、静かにスペシャルな瞬間を見届ける巡礼者、そして騒がしく楽しむ巡礼者と、これまた月と太陽のような2グループに分かれた。

20150928221206405.jpg

あの瞬間に、あの丘の頂上に立てたのはそれでも10名前後。私達は、とってもラッキーだった。特別な瞬間を見届けることが出来たのだから。この画像上では、スーパームーンが見えないですが、肉眼では、はっきりと見えていました。

みんな、西方向へと進みます。

余談ですが、満月は調子が狂うと言いますよね。あるいは、予期せぬハプニングが起きると。私は、途中、今度は手袋を落として、宿に着いたら、私のリュックが届いていなくてビックリ。どうした!?と思い、宿のマダムに荷物運搬サービスに電話してもらったら、「あなたのは予約もないし、受け付けてもいない」の一点張り。その前の晩に私の目の前で、その晩の宿のご主人がちゃんと電話予約をしてくれていたので、落ち度は荷物運搬サービスだ。

昨日泊まる宿のマダムは、英語が出来ないので、フィンランド人のことスペイン語が片言話せる女性を介して、今度は私が前泊したところへ電話。それも、固定電話が繋がらず、iPhoneをネット接続して調べたら、携帯番号を見つけた!その番号でやっと連絡が付き、私のリュックはまだ宿に残っていた。うーん、もし客の荷物が残っていたら、普通は運搬会社に電話しない!?

宿のマダムが、「とにかく、荷物は届くから部屋で待っていてね」と言って、私の顔を両手で挟み、大丈夫だからと慰めてくれた。スペイン風の慰め?心配だったけれど、宿のマダムに感謝して、私の荷物がちゃんとあることにも感謝して、後はいつ届くかわからない荷物を待つことにした。シャワーも、洗濯もお預け。

そして小1時間で届いて何より。小躍りした!先日、アメリカ人のおじさんが、やはリュックが届いておらず、どこにあるか分からないので、その前の村まで引き戻ってみると言っていた。「それで見つからなかったら、もう巡礼は終わりだ!アメリカに帰る。」と私に言いながら去って行ったのが、ずっと頭にあった。そうしたら、今度は私の番になちゃった!引き寄せた!?笑

私は、とても恵まれている。いつも、良い時に、必要とする助けや出来事が起こるのだから。ハプニングは付き物。どの人の人生においても。平穏無事、順風満帆で一生いられるといいね、と思うけれど、それはパーフェクトな世界。つまり、天国、あるいは極楽浄土で可能なこと。

ハプニングが付き物なら、それを穏やかに乗り越えられる方がよい。そういうふうになれる心構えが、持てたらいいなと思った。カミーノは毎日が充実して、濃い。いろいろな気づき、シンプルな楽しみ、癒し、安らぎ、痛み、無理をしないこと、自分の身体を知ることなど、いろいろ学ぶ。人との触れ合いで、学ぶこともたくさんあるし、また風景や自然現象を通しても学ぶ。

この聖ヤコブの道は、実は4,000年前から存在していたらしい。キリスト教の前には、原始宗教の聖なる巡礼の道だったそうだ。その長い年月に一体どれだけの巡礼者が歩いたのだろう!?つまり、スーパーパワースポットの道。それもあと半分で終わりだ。あとどれくらい学べるのだろう?

現実な話に戻って、メセタの平ら(?⁇)な地に入ったら、みな、足にトラブルが。私も、足指に靴擦れや水膨れの小さいものがいくつか出来た。山道の方がトラブルが少なかったって、どーゆーこと?絆創膏もなくなったし、最後は足が痛くてたまらなかったので、フロミスタの街で薬局を見つけて入ったら、巡礼者の山。痛いところに塗るクリームと、シリコンで出来た足指キャップ(先が開いているので通気性がよい)をゲット。

これでよくなれば、ウレシイ〜!今日は16kmだけなので、10時半出発。それでも、早過ぎるので遠回りコースにしようかな?

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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

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No title

なるなる。
調子が狂うどころかハイパーになっちゃうよ、私。
この3日間全然寝れなくて、でも元気なの(笑)。
これが過ぎれば眠くて眠くて、になっちゃう。
マジ、前世は吸血鬼だったかも(爆)。

スーパームーンがこんな風に見れたってなんか感動だね~。

Re: No title

reeちゃん、3日も寝てなかったら、私はダメ。
私の前世は、コアラかも。いや、ナマケモノかも。
月は凄かった!
あんなの初めて。

Re: No title

鍵コメらあさん、頑張ってくださいね。
でも、結果がどうであれ、真摯に頑張ったということが大切であって、学びだと思います。
結果がよければ、すごーくラッキーと思えば、もっと楽しいことが増えますよ。
お互いに頑張って行きましょうね〜!

くじけてもいいんですよ。
リカバリー力が一番大切です。
だって、みんないつかはどこかでくじけちゃいます。
だけれど、すぐに起き上がってまた前進することができれば、シメたものです!!!^_^
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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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