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カミーノ巡礼スタイルさまざま。

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今日はカミーノ巡礼スタイルについて。カミーノも、サンティアゴに到着するまで、多くのルートがあり、事前に自分でどのルート(道)を選ぶのか決めます。『フランス人の道(Camino Frances)が一番ポピュラーで世界遺産にもなっています。ざっと数えても、おおまかに12のカミーノがあって、それも細分化したら、もっとルートが増える!一番短いのがサンティアゴからフィステラまでの87km、私みたいにムシアまで行くと、114kmになります。『フランス人の道』は790kmで、実に多くの巡礼者が自転車、徒歩、そして乗馬で聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して進みます。

巡礼者は世界中から集まり、宗教は関係なく進むことが出来るカミーノ巡礼は、途中で教会にも寄らずにひたすら歩くことをメインにすることも可能。私が今回出会った中で最年少は14歳、最高年齢者は75歳でした。ただし、75歳よりも年を取った感じの方々を歩いている間に見かけましたが、見知らぬ人に年齢を聞くことはできないので知っている範囲での話です。

上記の画像は、昔の巡礼スタイル。ホタテ貝(聖ヤコブのシンボル)と杖、そしてひょうたん(水筒)はMUSTアイテムでした。皮のシューズだけで、よく歩き通せたなと思います。最新のトレッキングブーツでも足には大変なのに、どうやって歩いたのだろう?と考えずにはいられません。

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雨が降ろうが、雷が落ちようが、強風で台風のようであろうが、病気あるいはケガ以外であれば、公営アルベルゲ(巡礼宿)にステイしたら1泊しかできません。それも午前8時には追い出される(これはほとんどのプライベート・アルベルゲでも同じ)ので、どんな空模様でも出発!雨でも(この写真の時は雷雨!それも近くで落ちた!)、なるべくスマイルで~☆ (笑)

巡礼者たちは、パスポートのようなクレデンシャルを持っています。これは歩き始めたところの巡礼オフィス、観光案内所、教会、アルベルゲなどで手に入れることができます。クレデンシャルに行く先々でスタンプを押してもらいます。スタンプのもらえるところは、バル、レストラン、アルベルゲやホテル、教会、観光案内所、ときたま売店などなど。

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疲れたら、こんなふうにバルなどに寄って休みます。猫ちゃんたちが食べ物をねだりに来ることも。巡礼者たちが靴を脱いで、さらに素足になっても誰も文句を言いません。(たま~に、「靴を脱がないこと」なんて、お店の中に但し書きがある場合がありますが)

歩きのペルグリーノ(巡礼者)が気を付けなくてないけないことは、自転車の巡礼者たち。同じ道を行く場合があるのですが、向こうは下り坂などは全力疾走で走り下るので、後ろから来ている自転車に気づかないと事故ってしまいそう!きっと後ろから衝突されたら、かなりの打撃!たまに後ろを振り返ったり、耳を澄ませて彼らの動向を感じ取るといいのかも。

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歩き疲れたら、あるいは初日から馬に乗っての巡礼も認められています。

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馬に乗らなくても、日数が押しているとき、疲れたとき、病気やケガ、あるいは個人的な理由で中途、バスやタクシーに乗ることも。完全に100%歩かなくても、最低条件を満たしていれば、巡礼証明書ももらえます。

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歩き始めるところも、様々で、ヨーロッパ大陸なら、自宅から歩き通すこともあります。その場合、遠ければ遠いほど、距離数も時間もすごいことに!このグループは、リトアニアから5月中旬に歩き始めて、この時点では9月18日だったので到着は私と同じころか早くても実に5ヶ月をかけて歩いたことになりますね。すごすぎ!

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左の彼女は、ビーサンで歩いていますね。(笑) トレッキングシューズでは痛くて歩けない場合は、ときどきこうやって途中で靴を履き替えてビーサンやTevaなどのトレッキングサンダルで歩いている人たちも。中には裸足の人もいましたよ。

ワンコちゃんを連れて歩く巡礼者たちもOK! ただし、アルベルゲなどでは、宿泊を断られることもあって、野宿も覚悟で。現にアイルランド人男性はいつも愛犬と野宿でした。野宿と言えば、時折ベンチに寝袋にくるまって寝ている巡礼者を見かけたし、テント組も、そしてフィンランド人のマリは危なくないと思ったらハンモック(持参)を張って、外で寝たとのこと。

寝る話となれば、泊まるところもいろいろ。アルベルゲ(巡礼宿)一辺倒の巡礼者もいれば、全行程ホテルという巡礼者も多い。アルベルゲはダニや南京虫の被害を頻繁に聞く(私の左手首も、おそらくダニにやられた)し、4~20人(あるいはもっと)が同室であるからイビキの被害もあることが。プライバシーはあまりないし、男女一緒の部屋、シャワーやトイレも男女一緒で共同ということもあ。みな、パンツ一丁で歩いていたり。(苦笑) でも、とにかく安い。Donativoだったら、寄付制だからそういうアルベルゲはお心付けだけで泊まれる。普段なら5~13ユーロ程度。値段は、地域でも異なる。

アルベルゲだと疲れることもあるので、そういう人にはペンション、ホステル、ホテルなど宿泊スタイルも選べるのが、いいところ。もちろん値段はアルベルゲよりも高い。普段はアルベルゲで、疲れたり、一人になりたいときにたまにペンション、ホステル、ホテルを利用することもできる。ペンションだとバス・トイレだけ共同ということもあるが、少人数(多くても4名まで)なので、アルベルゲのように15人とかにトイレがひとつなんていうことがないのが、いいところ。

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食事もさまざま。公営のアルベルゲだとキッチン設備が至れり尽くせりのところがあって、自炊派も多い。あるいは、バルやレストランでペルグリーノ用ディナー(8~18ユーロ)や、ランチと朝食も外で、という人たちがほとんど。朝食は2~5ユーロぐらい。ランチは、3~8ユーロ程度。だいたい5ユーロも出せば、おなかは満たされる。

荷物が多かったり、体の負担が多い場合は、次のデステネーションまでリュックサックを送ってもらうサービスまで!=>これ。私のスタイル!(笑) このサービスはスペインの郵便局もやっていて、1度だけお世話になりました。最初は高く、だんだんと安くなって行く。これが、3~7ユーロ。最初の高いころは自分で背負っていたので、私は3~5ユーロを払っていました。

リュックサックではなく、スーツケース組も何人か見た。途中、頻繁に見かけたアメリカの団体旅行グループは、バスに荷物を乗せてもらい、ホテルに泊まる派だった。背負うリュックがないし、ホテルも決まっているから、ストレスを感じないと言っていたのが印象的。日程と宿泊地は決まっているので、病気とかケガの場合は、荷物が積まれているバスを利用するようです。バスがないグループは、タクシー利用とのことでした。

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この場所は、ロスアルコスの教会の前。(笑) 足の痛かった巡礼者たちが荷物も下して、靴と靴下も脱いで教会内を見学していたのでしょうか!?

ざっと書いてみたけれど、ひとりひとりにとってカミーノが違うように、そのスタイルもさまざま。こんな風でなければいけないということはないので、みな最後は、自分のスタイルが出来上がっていたようです。

それに、1度にカミーノの行程をすべて踏破する必要はなく、区間ごとに区切って、数年単位でひとつのカミーノの行程を終わらせる人々もいる。そのたびにクレデンシャルを変える必要がなく、前回のところから、また新たにスタンプをもらえばOK! さらに『フランス人の道』の例にたとえると、始点のサンジャン・ピエ・ド・ポー(フランスのバスク地方)から始まる必要はなく、途中からいつでも、どこからでも参加可能です。ただし、サンティアゴ・デ・コンポステーラで巡礼証明書をもらうのには、徒歩の場合、最低100km、自転車の場合は200km前の地点から始まる必要があって、それを証明するためにクレデンシャルに1日最低2つのスタンプを押してもらうのが大事!

徒歩の100km手前は、だいたいサリアという街なので、そこから歩き始める巡礼者も多い。だいたい5日間をみておけば踏破できるので、短期間だけ、あるいは時間がないけれどカミーノを歩いてみたいという方にお勧めです。


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テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

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No title

うわぁ~野宿も覚悟かぁ・・・私、野宿は出来ないから犬は連れて行けないな(笑)。

ミーシャがでかくなったね~。
なんとなく覚えてた、ってのはすごいと思うよ。
子猫時代は忘れちゃうの、当たり前だもん。

No title

写真だけ見るとどこも素敵で行ってみたーい!
って思うけどね。

こないだウォーキングでランチ挟んで往復12キロくらい歩いたけど、手ぶらみたいな感じで歩くから余裕やったけど、重い荷物もって何日もって無理(笑)

Re: No title

reeちゃん、野宿は避けたいよね。いろんな意味で。
男性だったら、いいけれど。

お宅の子猫ちゃんたちも、さぞかしつるんで遊んでいるんだろうね!
うちの子は、私が相手しなくちゃいけないから、大変!笑
寝ていてくれるときが一番エンジェルかも~♡

Re: No title

cooちゃん、日本は都市部は案外と平坦だから歩きやすいよね。
私もこのごろ、ショッピングモールまで歩いて行っちゃって、脱・車生活!?笑
いつまで続くだろう?たぶん、寒くなったらしないだろうな^m^

カミーノは、本当にきれいだった。
感動の連続。四国のお遍路路もそうなんだろうか?

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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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