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第19日目: CastrojerizからPoblacion de Camposまで。

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この日はスーパーフルムーンの日だった。皆既月食があった4時間後の空。カストロジェリスの街を過ぎて草原に出ると、7時半でも、まだ月夜が明るい。普段なら真っ暗闇なのに、ほんのりと明るくヘッドライトが要らなかった。と、目の前にかなり高い丘が。あれれ?もしかして、これを登るとか!?メセタは平坦なんて、誰が言った?前日のカストロジェリス城行きもかなりきつかったし、また登るのかぁ... それにしても、なんと満月の美しいこと。

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丘を登り始める前に、もうすでに満月はこの丘の向こうに消えてしまっていた。で、覚悟して登り始めた。その朝は、気温がなんと5℃だったのに、頂上着かないうちに大汗~!やっと石碑の立つ丘(標高900mのAlto de Mostelares)に登り切ったときには、シャツ1枚でちょうどいいぐらい。

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頂上に着いたときには、ちょうど朝日が反対側の地平線から昇り始めたところ。石碑は何の石碑なのか、暗くて見えなかった。しかし、その陰に小さな十字架を発見!

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アルト・デ・モステラレス(丘)の頂上では、そのとき奇跡的なことが起こっていた。そこに居合わせた私たちは本当にラッキーだった。東の地平線には太陽が昇り、西の地平線には、すでに沈んだと思っていた皆既月食の満月が同じ速度で、休みにつくところだった。

みんな畏敬の面持ちで前後(東西)に振り返る。こんなことってあるんだと思った瞬間。プライスレス!

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言葉にできないのが残念だけれど、あまりにも神聖で美しい自然現象だったので、その場所にしばし呆然と立ち尽くす。こちらは西側。満月が沈みゆく。

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そこに居合わせた幸運にみんなそれぞれの言葉で、喜びを分かち合っていた。それに上がってくる太陽の光線で、それはそれは長~い影ができた。足が長過ぎてシュールな影!左が私の影。

ここからアイルラド人の男性と歩き始めた。彼は他の友達4人と一緒に1週間の行程で、今年はブルゴスからレオンまでと決めて歩いているらしい。もうすでに3年目。来年か再来年で、【フランス人の道】を踏破する予定とのことだった。話しやすい人で、政治経済のことから、北アイルランド問題から、そこへの観光のこととかカミーノ以外の話に花が咲いた。

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もちろん、大汗かいて登ったということは900m分ほど降りるということで。(笑) 写真で見ると、この下り坂、全然OKのように見えるのがしゃくだけれど、実際は急こう配で恐ろしく足に来た。それに見渡す限り、何もない乾燥した大地。もちろん平坦でパンケーキのよう。その間に道が延々と続いている。今日は、朝からこれを歩くのかと思うと、一瞬気が遠くなった。

だけれど、その朝は一緒に歩くパートナーがいたので、その長い道のりも案外と短く感じたような気がする。その日の全行程は、28.3km。この下り坂、下に着いたらさすがに足が疲れた!ここでもう?そして、薄明りの道端に巡礼者の墓碑を発見。アイルランド人の男性が、「無理もないよね。あの丘を登り降りするのは、心臓に悪いと思う」と一言。確かに。

2時間ぐらい歩いたところで、小さな石造りの建物を見かけた。このあたりは何もなく、この建物がポツリと一軒。昔の巡礼者救護院に、13世紀に僧院を加えた建物だそうだ。イタリアの団体が復元して6月から9月まで巡礼者が泊まれるアルベルゲみたいな感じで提供しているらしい。電気がないので、ろうそくの光だけ。別の建物にシャワーとトイレがあるらしい。

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聖ヤコブと加護される巡礼者でしょうか?ホタテ貝が置いてあったので、きっと聖ヤコブなのでしょう。

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祭壇にマットレスを敷いて、寝るそうです。そして、昔のしきたり(キリストが弟子の足を洗ったことにちなんで)通りに、宿の人たちが、泊まる巡礼者が着いたときに、その足を洗う儀式があるらしいです。

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テンプラー騎士団のマークの付いたケープ。

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この祭壇にマットレスを敷いて寝るのね~。

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ここでトイレを借りようかどうかと迷ったときに、以前何日間か前後して歩いていた、ひとりのスペイン人女性に再会した!あまりにもの嬉しさに、私たちはハグし合い話しているうちにトイレのことは片隅に。(笑) 彼女は足を痛めて、どうやらここには2日目だけれど滞在させてもらって、病院に行かなくてはならないと言っていた。彼女のことが気がかりで、長いお別れをしてやっと立ち上がった。

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まあ、2km弱だし、次の村まで歩いてしまおう~!がよくなかった。至近距離のこの川を渡ったときには、すでにトイレを借りなかったことを後悔。早く行こうという焦りで、ここで私は手袋を落としてきた~!後から誰かが、橋で落ちていたという手袋の説明で、それは私のだと思ったけれど、2km近い道のりをまた引き返すのはあきらめることにした。
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もう限界なんて思いながら、石碑の写真を撮るのはブロガー魂!?(笑)

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やっと村の入り口に着いたときには、ひゃっほ~!

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間に合ってよかった~☆ (後半に続きます)





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テーマ : スペイン
ジャンル : 海外情報

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No title

スーパームーンをこんな風に、そして月食もそこで見れて、すごくラッキーだったんじゃないかな?って思うの。
どんな場所で見るより意味があったと思うし。

Re: No title

reeちゃん、ほんとにそう!
とってもスペシャルなときだったと思う。
あんまりないことだよね~☆
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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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