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第20日目: Poblacion de CamposからCarrion de Los Condesまで。

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この日の朝のことをよく覚えていない。どうしたんだろう?この日は、ルートを長めの自然道に変えて21.2km歩いた。おぼろげに膝がかなり痛かったことだけを覚えている。その日は、自分でリュックを担いだ日だった。それなのに長めの道を選ぶなんて、変な奴に違いない。21kmと距離は短めなので、大丈夫だろうと思っていた、そして、遅い出発。ほとんど人が歩っていない。

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この橋を通ってすぐのところにバルがあった。そこで一休みしてから、ず~っと川沿いのルートを歩く。川の流れる音と野鳥の声が聞こえ、自然の中でリラックスのはずが、膝と両肩が痛くて時間とガイドブックを見て、あとOOkmとか考えてばかりいた。カミーノの本道は、道路沿いで情緒がないと思ったので、こちらのルートに変えたのだけれど、長い距離で失敗した!と思っていたころ...

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川ルートから本ルートに戻る途中で、Ermita de la Virgen del rioと呼ばれる教会があった。del rioと呼ばれるように、すぐ川の近くにある。Virgenは処女を意味するのだろうから、川の近くの聖女マリア教会ということかしら、と思った。教会の入り口両脇の壁に石のベンチがあって、巡礼者が休んでいたり、土地のおじさんが犬を連れておしゃべりしているのが目に入ったので、私もさっそくリュックを下して、一休み。中も見学することに。私はとてもラッキーだった!

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なぜなら、ここのスタンプは素敵でうれしかったし、さらにこの教会は午後1時に閉まってしまったから。私が最後で、教会守のおじさんは、辛抱強く私が見学を終えてクレデンシャルを差し出すまで、待ってくれていた。催促するわけでもなく、閉まる時間が分かっていなかった私に、にっこりと笑ってスタンプを押してくれた。よかった~!

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この教会、とても明るくて気持ちの良いところでした。

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Virgenとスペイン語で『処女』を表した教会なので、マリア様はイエス様を抱いていません。受胎告知される前後のマリア様なんでしょうね、と勝手に解釈。

またリュックを担いで、次の村へ。おなかもすいたし、トイレもね!なんて思っていたら、Villalcazar de Sirgaと呼ばれる村の入り口に、バル発見。看板を見たら、リーズナブルでおいしそうだったので、右側のライトブラウンカラーのバルへ。まだ新しいバルで気持ちよかった。天気も良かったので、テラスで。

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慢性野菜不足なので、ラタトゥイユを見かけて大喜び!これにトルティージャ(ジャガイモのオムレツ)と、コークを注文。

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ここで、知り合った隣テーブルのカナダ人夫婦は、後々また会うことが何回かあったけれど、私は2人の名前を忘れてしまったの。ところが、向こうは私の名前を覚えていて、会うたびに名前を呼んでくれたのだけれど、私はムニャムニャ。ああ、恥ずかしい。人の名前はきちんと覚えよう~!こういうことがたびたびあった。私は案外と人の名前を忘れやすい。それよりも、視覚で覚えるので、あの時はこんな色の服で形だったなんて、そっち系で思い出す。

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この白い建物は何でしょう?私は、中に入ってすぐに分かりました。フランスにも同じものがあったので。みんな分からなかったので、きっとその昔のフランスやスペインの主にラテン系の国々で使われていたのかな?と思いました。

これは、鳩小屋。上部の開口部から鳩が出入りするというわけ。中には、鳩のために壁に小さなくぼみがたくさん作ってある。そこに止まれるようにね、きっと。

そしてさらに村の中に入っていくと、すてきなカフェテリアとかありました。この教会の前にも。さっそくリュックを降ろして、中に見学に☆ 『白い聖母マリア教会』と呼ばれる教会の中は、薄暗かった。フツーの教会のように。

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ゴージャスな祭壇を眺めて、ふと薄暗いベンチに目をやると、あれ?マリがいる!声をかけようと思ったら、目をつぶった彼女の両手はリングを作っている。あ、きっと瞑想しているのに違いない。そのまま、やり過ごした。フィンランド人の彼女はプラチナブロンドにグリーンの目で、妖精のような風貌で、鍋釜を持ち歩きついでに軽量のハンモックも持っていた。安全な場所だったら外でハンモックの上で寝ると言っていた。しかし、野生児という感じではなく、むしろエメラルドグリーンの草木染のスカーフを巻いた彼女は、そのグリーンの目の色やまばゆい色の髪と合わさって、スタイリッシュで美しい女性!男性たちが彼女を見る目で、それがよく分かった。みな、彼女に声をかける。だけれど、彼女のお眼鏡にかなわないようで、彼女は最後の方までひとりで歩いていた。時々、一緒になって歩いたことがあり、いろいろとおしゃべりするのが楽しかった。

その彼女が瞑想している姿は、透明に近いような金色の髪を持つ彼女の、その部分だけ明るくて、まるで後光が刺しているように見えた。

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これが正面の祭壇。

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奇跡を何回も起こしたという、白いマリア様がこれ!?分かりませんでした。もしかしたら、正面の祭壇上の幼子イエスを抱くマリア様の方?

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この村、なかなか面白い感じ。

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巡礼者のブロンズ像が道の真ん中に。誰かいたら、このブロンズ像と一緒に写真を撮ってもらいたかったけれど、誰もいなかった~!

ここから1時間歩いて、やっとカリオン・デ・ロス・コンデス(Carrion de los Condes)に到着。もう、左肩も膝も、ズキズキ痛んだ。ここでやめたいと思っても、進まないと今晩は宿なし。何もできないぞ!と自分を励まして、1歩前進。もう1歩と言い聞かせる。たまにこういう日(だいたいが身体的に痛い時)があって、『ほら、あと1歩。そして次の足!ほらほら、それを3分続けたら、リズムができて楽になるから、やってみよう~!』と自分に言い聞かせながら歩いたものでした。

簡単そうに聞こえるけれど、やはり毎日、何時間も歩くというのは体に負担がかかる。特にリュックを背負った巡礼者は大変だと思う。その証拠に若さは関係なく、歩き終わってシャワーや洗濯を終えた巡礼者たちは、よくアルベルゲのベッドで昼寝をしていた。24歳のカナダ人の女の子は、そんな感じであくる朝まで眠っていたので、途中、起こした方がいいの?大丈夫?と思ったぐらい。彼女いわく、その日はとても疲れた日だったらしい。

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左の標識を見たときには、うれしい~!と思った。カリオンだ!ところが、ここから右の街の入り口にあった教会まで延々と。半泣きになったころ、やっと右の教会が見えて来て、本当にうれしかった。いわば、この日が私がカミーノ中、リュックを背負った最後の日になりました。弱いね~!でも、この日から左ひざが悪化してひどい状態になり、とうとう最後は足を引きずるようになった。リュックを背負わなくても、そんな状態だったから、もし我慢していたら、もしかしたらサンティアゴまで歩けなくなったかもしれない。実際、そういう巡礼者を何人も見て来た。

私は、その日は、どうしても修道院に泊まりたくて、あるホテルに予約を入れておいた。そこまで行くのにさらに1km。(笑) これもね、長かった... 着いてリュックを下したときには正直、ホっとした。

シャワーして洗濯して、カリオンの街へ。まずは橋を渡って街中へ。かなり大きかった。地図見て、歩いているうちに広場へ。

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ここで食料品をゲットしたい、と思っていたら、巡礼者らしき男性がぶどうを食べながら片手にスーパーの袋を持っていたので、聞いてみた。教えてくれた上に、よほど私が物欲しそうに見えたのか、ブドウを手渡してくれて、「よかったら持って行きなさい」と言われました。(爆笑) せっかく差し出されたブドウをお断り1度したけれど、どうぞ!と言ってくださったので気持ちよくいただきました。おいしかった~!洗ってないブドウだけれど、スーパーに持って行ったら怪しまれるから、食べながら☆

ついでにサンタマリア教会へ。

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こちらは、おそらく聖ヤコブと、大天使ミカエル。

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そうしたら、修道女のみなさんが入って来た。これからミサでも始まるのかしらと思い、そそくさと外へ出ようとしたら、フィンランド人のヨハンナに呼び止められた。若い彼女は、先ほどオーソドックス派の修道女に呼び止められて、フィンランドの修道院へのお誘いを受けたとのこと。そういえば、ヨハンナは若いけれど、しっかりとした芯と優しさ、心の美しさを持った女性で、彼女を見ただけでいい人というのが分かる。だから、修道院へのお誘いを受けたのね、と思えた。熱心なクリスチャンみたいだし。その彼女と一緒に座っていたら、どうやら歌とオルガンでの歌の夕べ。それに参加して、夕方にホテルへ。

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途中、こんなモザイクタイルを見かけた。どうやら、ここも教会なのかな?

カミーノ滞在中、一番良くて、その割には値段も大変リーズナブルでついでに、ホテルのバーで食べた食事が美味しくてこれまた10ユーロもしなかった超おすすめの宿が次のブログ記事で~♪







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minou

Author:minou
マレーシアのスバンジャヤで、ミーシャとカリッシと夫と生活中。 
好きなものは、美味しいもの、旅行、美しいものを見て写真を撮ること、瞑想、ヨガ、絵を描くこと、まったり独り時間。
楽しく愉快な毎日を過ごしています♡




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